| コオロギ |
| オナガ | の | 村 | の広場 |
| 慈子 | / | こち | 小6 |
| 私は、実際の体験を通じていろいろな知識を身につけていくのだと、単純に |
| 考えている。 |
| 知識は現実の見え方や感じ方を変えてしまう力を持っている。 |
| 常に謙虚な心で多くの知識をたくわえるように努力するとともに、自分とは |
| 違った国や文化の人々の考え方感じ方を尊重するように心がけたい。 |
| 私は、人間だから、コオロギが鳴くと。 |
| 「リーンリーン」 |
| と、きこえる。 |
| けれど、コオロギ自身が、自分の声を聞いて、なんと聞こえるか。などと、 |
| かんがえたことはない。 |
| 物の見方は、知識によって変わってくる。例えば、友達が、「あの人は、と |
| っても変な人なんだよ。」などといったら、その人を見る前から、変な人だ、 |
| と感じられる。また、友達が、「コオロギって、ミーミーって鳴くよね。」な |
| んていったら、聞いているうちに、だんだんそう聞こえる様に思える事がある |
| 。 |
| 私は、それがしょっちゅうある。 |
| いちどいわれたことが、そう思えるようになるのは、面白いと思う。 |