| コオロギ | 
| ウグイス | の | 村 | の広場 | 
| でこはげ | / | かな | 小6 | 
| 秋の虫の代表格と言えばコオロギである。家でも八月の終わり頃、父と協力 | 
| して捕まえたことがある。庭の石という石を引っぺがし探索をした結果、雄が | 
| 二匹雌が2匹でまずまずの収穫だった。父に聞くと、コオロギの声を聞きながら | 
| 眠るということらしい。 | 
| しかし、わずか一週間でコオロギがいなくなった。うすうす予想はしていた | 
| が、脱走し、20cmはあると思われる高さを飛んだのだ。恐るべき跳躍力である | 
| 。 | 
| もう一つ秋の虫で代表的なのがとんぼである。これは夏でもプールなどで産 | 
| 卵を見かけることが出来るが、秋の方が種類が多い。捕まえたことがあるが飼 | 
| ったことはない。正面に立って指をとんぼに向けてくるくる回し近づいていっ | 
| て、パッ!と捕まえる。とんぼには目が何個もあって一本の花が何十本にも見 | 
| えると言う。それが回りはじめればどれを見ればいいのか、わからなくなるそ | 
| こを捕まえるわけである。 | 
| もう一つ秋の虫に鈴虫がいる。羽と羽をこすりあわせてなく虫である。夜に | 
| よく「リーリー」というが、それは鈴虫である。鈴虫とはありにでっかい羽をは | 
| やしたようなもので、それを素早くこすりあわせ音を出している。 | 
| 一寸の虫にも五分の魂ということわざがあるが例え一寸しかない虫でも半分 | 
| は心があるという意味である。人間も虫も同じだなぁと思った。 |