| 柿だ | 
| イチゴ | の | 村 | の広場 | 
| 小西 | / | あおに | 小6 | 
| <img | 
| src="http://www.mori7.com/izumi/ib/ib990901/img19991012191408.gif"> | 
| 色ずいたカキは日本の秋彩る風物詩だ。大正期までカキは日本の果物の王座 | 
| に君臨していた。が、やがて、その座は、新興のミカンとリンゴに奪われた。 | 
| 渋を抜いてまで若いカキを食べてしまう人との出現は、カキの進化にとって勘 | 
| 定外の事だったにちがいない。 | 
| 僕は、カキはあまり好きではない。どこが、嫌いかというと、全くすっぱみ | 
| のない所だ。僕が好きとする果実は、グレープフルーツなどというのだ。みか | 
| んもすきだが、青くすっぱみのあるミカンが好みである。カキでよくしられて | 
| いるのが、、干し柿である。なぜかしらぬが、干し柿は、普通のカキより、す | 
| きなのだ。 | 
| しかし、カキの歴史は、自分達の裏側の出来事が、、今のカキまで伝わって | 
| いたのだ。裏側とは、森である。今、都会などによくいる、カラスだ。カラス | 
| は、熟してある、カキを、とり、種と一緒に食べる。種は消化しないので、糞 | 
| と一緒に種がでてくるのだ。そのくりかえしが、続いていたので、今のかきが | 
| あるのである。よく考えてみると、カラスは、森を奪われている。すると、た | 
| とえ、カキを丸ごと食べたとしても、コンクリートの上に糞をする訳で、土で | 
| はない。そのため、種からは、芽は、生えてこなくなる。となると、 | 
| かきは、絶滅してしまうのではないか、と、僕は、思う。 | 
| 僕は、カキの事を書いて、カキは、これからも、親しまれるような、果実に | 
| なって欲しいと思った。 |