| 子供時代の生き方 |
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| 子供時代の生き方(都立高校平成10年度入試問題④) |
| 何かを持つ存在としての人間を考えたとき、その最も顕著な特徴はことばで |
| ある。だから、子供の脳の可能性の中で最大の物は言ば作りである。「人間に |
| 言葉を作り出したのは子供だ。」人間の文化の推進の中で、こどもが大きな役 |
| 割を占めてきた。この時こそ、人間の脳が後の段階では消滅してしまう中枢を |
| 使って、言語などをとり込む時期なのではないか。そのなかでも特に大事なの |
| は、子供社会を存在させるということである。 |
| 私も小さい時のことを思い出して心が和むことがしばしばある。子供時代は |
| 子供にしか味わえない時期である。その時に、子供にだけに通じる子供社会の |
| 中で、子供は「言葉」も含めて何かを学んでいるのだと思う。大人ではわから |
| ない気持ちで、何かに疑問を抱いている。その時期を何気なく過ごしているよ |
| うで、実際大人になってみてそれが役立つことがたくさんあると思う。だから |
| 私も子供時代はとても大切だと思う。 |