| 科学的態度が必要なこと |
| キジバト | の | 泉 | の広場 |
| 諒子 | / | まく | 小5 |
| 自然界に実際にあるもの、実際に起こっている現象は、決して単純に判断でき |
| るものではない。習慣や常識にとらわれず、正しく物を見ると、何かふに落ち |
| ないことがあったとき、「はてな?」「変だな?」と思うことができる。そう |
| した疑問を、実験や調査によって、解決しようとする態度のことを、科学的態 |
| 度という。 |
| この話を読んだとき、「私はものをよく見えていないなあ。」と思いました |
| 。似た話もあるけれど、幼稚園にかよっていた頃のことです。海の中のタコの |
| 絵は、いつも真っ赤にぬっていました。後から、タコはゆでてから赤くなると |
| 聞いたときは、すごく驚いたことがありました。たぶん、何かの、真っ赤なタ |
| コが泳いでいる絵を見たとき、私は、タコは生きている時も赤い、と信じきっ |
| てしまったようでした。 |
| 習慣や常識にとらわれず、正しく物をみるという点で、思いついたことがあ |
| ります。 |
| 昔は、地球が中心にあって、他の天体が地球の周囲を回っているという、天 |
| 動説の考え方が正しいと思われていました。1543年にコペルニクスが、太 |
| 陽が中心にあって、その周りを地球や水星が公転しているという、地動説を発 |
| 表しました。けれど、当時のキリスト教会の教えに反していた考え方だったの |
| で、人々には信じてもらえなかったそうです。 |
| コペルニクスの、教会の教えに反している考え方でも、自分がそうと思った |
| ことを、発表した勇気は、すごいと思ったことです。 |
| 日常生活の中で、科学的態度が今一番必要なことはリサイクルのことだとお |
| もいます。これは、リサイクルできない物だと思っていても、リサイクルでき |
| る物もなかには、あるのではないかなとおもうからです。それに、これからは |
| 、地球のために、不用だと思っている物でも、見方を変えて必要な物に変えて |
| いかなければいけないと思います。 |