| ひとこと |
| そくらてす |
| エンジュ | の | 泉 | の広場 |
| でこはげ | / | かな | 小5 |
| ソクラテスは自分は人生や世界について知らない、とはっきり自覚していた。そして、自分はどれほ |
| ど物を知らないかということでソクラテスは悩んでいた。 |
| 知らないと言うことは、大変である。先生が |
| 「これは知ってますね。」 |
| というと、少し知っているものだと |
| 「はいしってます」 |
| と答える人が多いが、この場合は先生に |
| 「じゃあ説明してください」 |
| といわれるとかなりヤバイ状況になってしまう。だから聞かれた場合は、たとえ少し知っていても |
| 、 |
| 「しりませーん」 |
| と答えたほうがいい。しかし |
| 「1+1=」 |
| と聞かれた時に |
| 「しりませーん」 |
| などと答えた日には、クラスじゅうの笑い者である。その笑い声で先生の堪忍袋のqが切れたりする |
| と、もうこれは授業どころではなくなる。先生をなだめるだけで1時間が終わってしまう。だから、 |
| 「しりませーん」 |
| と言う時は時と場合と先生の表情を窺がって発言しなければいけない。なるほど、こういう事から |
| 考えれば確かに |
| 「しりませーん」 |
| という言葉はかなりの奇爆剤を含んでいる。 |
| 知らないということを知っているということが大事だということがわかった。 |