| 風邪 |
| エンジュ | の | 泉 | の広場 |
| でこはげ | / | かな | 小5 |
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| ある日の朝、いつもと同じように立とうと思って立つと頭がクラッとなり思 |
| わずたんすに顔面が激突した。 |
| 「ぶぎ!………………うへへへへへへへ・…」 |
| 私は思わず嬉しくなった。狂ったのではない。風邪だと言うことで嬉しくな |
| ったのだ。その時私の頭の中ではこういう考えが浮かんでいた。 |
| クラッっとした=風邪=病気=学校休める=ラッキー。 |
| とまあこうゆう理由が会って私は笑ったのだ。ウキウキ気分で下に降りてい |
| く。 |
| 「おかあさ――ん」 |
| 料理をしていた母は手を休めてこちらを向いた。 |
| 「なに?潤之介」 |
| 「熱があるみたーい♪」 |
| 「はかってみなさい」 |
| いわれるとうりに熱を測った。すると………38度という高記録(俺にとって |
| は)をたたき出してしまったではないか! |
| 「何度―?」 |
| 「8度―!」 |
| …………………… |
| 「インフルエンザ?」 |
| 「今、流行ってるからねー」 |
| …………………… |
| 「お医者さんいきましょー」 |
| 「学校はー?(にやり)」 |
| 「休みなさーい」 |
| 「(やったー!)」 |
| しかし医者にはインフルエンザではないと言われた。そして二日後あっけな |
| く治った。 |
| なんとかは風邪をひかないと言うがしっかりひいとるぞ。 |
| しかし風邪をひくといつもわかることがある。それは、風邪をひくとつまら |
| ないと言うことだ。 |