| 旅行 |
| ウグイス | の | 丘 | の広場 |
| 荻野 | / | あつ | 高3 |
| どこかへ旅行がしてみたくなったとき、旅行案内記を読んでからいくと大き |
| な失望やとんでもない違算を生ずる心配がない。この他に、旅行がしたくなる |
| と同時に最初から賽をふって行き先を決めてしまう方法もある。この方法はと |
| かくいろいろな失策や困難を引き起こしやすい。しかし、万人の見るものを見 |
| 落としがちであるかわりに、いかなる案内記にも書いていない良いものを掘り |
| 出す機会がある。私は賽を振って行き先を決めるような方法が面白いと思う。 |
| 以前、図書館に資料を借りにいったときまだ本が借りれたので適当に選んで |
| 借りたらけっこうおもしろい本だったということがあった。 |
| 織田信長は奇抜な作戦で次々と強敵を倒していった。教えられた作戦でなく |
| 、敵にもっとも有効な作戦を自分で考え、それを実行したから信長は天下を取 |
| れたのだと思う。 |
| 将来、何をやるにも手本が必要という日本人が増えたら日本は常に他の国の |
| 後を追っていくことになる。 |
| 思い立ったが吉日ということばがあるが何事にもそのよう姿勢で臨めば意外 |
| な発見がある。言い換えれば思い立ったが行動である。 |
| これからは計画通りにやるのではなく思い付きで行動してみようと思う。 |