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暗唱検定
 言語力、記憶力を育てる
 暗唱検定  ●編集  ●原本
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まいて雁などのつらねたるが

【4】まいて雁(かり)などのつらねたるが、いと小さく(ちい  )見(み)ゆるはいとを(お)かし。日(ひ)入り(い )はてて、風の音(かぜ おと)、虫(むし)の音(ね)など、はたいふ(う)べきにあらず。

 【5】冬(ふゆ)はつとめて。雪(ゆき)の降り(ふ )たるはいふ(う)べきにもあらず。霜(しも)のいと白(しろ)きも、またさらでも、いと寒き(さむ )に、火(ひ)などいそぎおこして、炭(すみ)もてわたるもいとつきづきし。昼(ひる)になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶(ひおけ)の火(ひ)も白き(しろ )灰(はい)がちになりてわろし。
(「枕草子(まくらのそうし)」 清少納言(せいしょうなごん))

 【6】「天(てん)は人(ひと)の上(うえ)に人(ひと)を造(つく)らず人(ひと)の下(した)に人(ひと)を造(つく)らず」と言(い)えり。されば天(てん)より人(ひと)を生(しょう)ずるには、万人(ばんにん)は万人(ばんにん)みな同(おな)じ位(くらい)にして、生(う)まれながら貴賤上下(きせんじょうげ)の差別(さべつ)なく、