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暗唱検定
 言語力、記憶力を育てる
 暗唱検定  ●編集  ●原本
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1.練習するときは、文章を見て練習してください。
 暗唱するときは、文章を見ないで暗唱してください。
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矢ごろ少し遠かりければ

 【1】矢(や)ごろ少(すこ)し遠(とお)かりければ、海(うみ)へ一段(いったん)ばかりうち入(い)れたれども、なほ(お)扇(おうぎ)のあはひ(わい)七段(ななだん)ばかりはあるらんとこそ見(み)えたりけれ。【2】ころは二月(にがつ)十八日(とおかあまりようか)の、酉(とり)の刻(こく)ばかりのことなるに、を(お)りふし北風(ほくふう)激(はげ)しくて、磯(いそ)打(う)つ波(なみ)も高(たか)かりけり。舟(ふね)は揺(ゆ)り上(あ)げ揺り(ゆ )据(す)ゑ(え)漂へ(ただよえ)ば、扇(おうぎ)も串(くし)に定(さだ)まらずひらめいたり。【3】沖(おき)には平家(へいけ)、船(ふね)を一面(いちめん)に並(なら)べて見物(けんぶつ)す。陸(くが)には源氏(げんじ)、くつばみを並(なら)べてこれを見(み)る。いづれもいづれも晴(は)れならずといふ(う)ことぞなき。