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暗唱検定
 言語力、記憶力を育てる
 暗唱検定  ●編集  ●原本
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1.練習するときは、文章を見て練習してください。
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我他人を敬えば

【4】我(われ)他人(たにん)を敬え(うやま )ば、他人(たにん)また我(われ)を敬う(うやま )。 
己(おのれ)人(ひと)の親(おや)を敬え(うやま )ば、人(ひと)また己(おのれ)が親(おや)を敬う(うやま )。 
【5】己(おのれ)が身(み)を達(たっ)せんと欲する(ほっ  )者(もの)は、先ず(ま )他人(たにん)を達せ(たっ )しめよ。
他人(たにん)の愁い(うれ )を見(み)ては、即ち(すなわ )自ら(みずか )共に(とも )患う(うれ )べし。 
他人(たにん)の喜び(よろこ )を聞い(き )ては、即ち(すなわ )自ら(みずか )共に(とも )悦ぶ(よろこ )べし。 
【6】善(ぜん)を見(み)ては速やか(すみ  )に行え(おこな )。悪(あく)を見(み)てはたちまち避けよ(さ  )。 
悪(あく)を好む(この )者(もの)は禍(わざわい)を招く(まね )。たとえば響(ひびき)の音(おと)に応ずる(おう  )が如し(ごと )。 
善(ぜん)を修する(しゅう  )者(もの)は福(ふく)を蒙る(こうむ )。あたかも身(み)に影(かげ)の随(したが)うが如し(ごと )。 
【7】富む(と )といえども貧(まず)しきを忘(わす)るることなかれ。あるいは始め(はじ )は冨(と)みて終り(おわ )貧しく(まず  )。
貴し(たっと )をいえども賤(いや)しきを忘(わす)るることなかれ。あるいは先(さき)に貴く(たっと )して後に(のち )賤(いや)し。 
【8】それ習い(なら )難く(がた )忘れ(わす )易き(やす )は、音声(おんじょう)の浮(ふ)才(さい)。 
また学び(まな )易く(やす )忘れ(わす )難き(がた )は、書(しょ)筆(ひつ)の博(はく)芸(げい)。 
ただし食(しょく)有れ(あ )ば法(ほう)有り(あ )。また身(み)在れ(あ )ば命(いのち)有り(あ )。 
【9】なお農業(のうぎょう)を忘れ(わす )ず。必ず(かなら )学(がく)文(もん)を廃する(はい  )ことなかれ。 
かるが故(ゆえ)に末代(まつだい)の学者(がくしゃ)、先ず(ま )この書(しょ)を案ず(あん )べし。 
これ学問(がくもん)の始め(はじ )、身(み)終る(おわ )まで忘失(ぼうしつ)することなかれ。

(実語教(じつごきょう))