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暗唱検定
 言語力、記憶力を育てる
 暗唱検定  ●編集  ●原本
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月日は百代の過客にして

【4】 月日(つきひ)は百(はく)代(たい)の過客(かかく)にして、行き(ゆ )かふ(こう)年(とし)もまた旅人(たびびと)なり。舟(ふね)の上(うえ)に生涯(しょうがい)をうかべ馬(うま)の口(くち)とらへ(え)て老(おい)を迎(むこ)ふ(う)る者(もの)は、日々(ひび)旅(たび)にして旅(たび)を栖(すみか)とす。古人(こじん)も多く(おお )旅(たび)に死(し)せるあり。【5】予(よ)もいづれの年(とし)よりか、片雲(へんうん)の風(かぜ)にさそは(わ)れて漂泊(ひょうはく)の思(おも)ひ(い)やまず、海浜(かいひん)にさすらへ(え)、去年(こぞ)の秋(あき)江上(こうじょう)の破屋(はおく)に蜘蛛(くも)の古巣(ふるす)を払(はら)ひ(え)てやゝ(やや)年(とし)も暮(くれ)、【6】春(はる)立てる(た  )霞(かすみ)の空(そら)に、白川(しらかわ)の関(せき)越え(こ )んと、そゞ(そぞ)ろ神(かみ)の物(もの)につきて心(こころ)をくるは(わ)せ、道祖神(どうそじん)のまねきにあひ(い)て取る(と )物(もの)手(て)につかず、