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級:★   山:ma   年:★   月:06   週:3  苗:ma
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題名:
本文:



題名:落ちて来たら(感)

感想文の課題です。課題の長文を読んで感想文を書いてください。

課題の長文
 【1】落ちて来たら
 今度は
 もっと高く
 もっともっと高く
 何度でも
 打ち上げよう
 美しい願いごとのように
 
 この詩は、作者がある雑誌の依頼(いらい)で、子どもが紙風船で遊んでいる一枚の写真につけたものだそうです。【2】紙風船は打ち上げてもまたふわりふわりと落ちてきます。宇宙船の船内なら上がったままでしょうが。願いごとも多くの場合、すーっと落ちてきます。
 この詩のいのちは、
 美しい願いごとのように
というすばらしい「比喩(ひゆ)」にあると言えるでしょう。
 【3】作者は、この詩について「風船はどんなに高く打ち上げても、それは地に落ちる」「願いごとの多くはむなしい」というニュアンスから、どうしたら抜け出す(ぬ だ )ことができるかに努力したと述べています。【4】この詩を読むと、いつも光さす空を見ていよう、紙風船が落ちてくるのに目をとめるより、何度も打ち上げるそのことに生きる証を見つけよう、というような祈り(いの )に似た詩の心が伝わってきて、励まし(はげ  )さえ感じます。
 【5】いつだったかテレビの料理番組で、料理の先生が「なるべく(産地が)遠くの味噌(みそ)をあわせて(まぜて)使うと、おいしい味噌汁(みそしる)ができる」と話しているのを聞いて、言葉も同じだなと思いました。
 「月とスッポン」ということわざがあります。【6】二つの物があまりに違い(ちが )すぎる、不相応だという意味ですが、このことわざ自体、月とスッポンという非常に遠い物を結びつけて、「月とスッポンのようだ」としているために、長くわたしたちの印象に残ることとなったとわたしは思います。
 【7】比喩(ひゆ)を、日常の会話でも効果的に使うと、表現が生きてきます。「赤ん坊(あか ぼう)が激しく泣く」というより「赤ん坊(あか ぼう)が火がついたように泣く」、といったほうが印象の強い表現になります。また、比喩(ひゆ)は詩歌で古来重要な働きをしてきました。∵
 【8】ところでいつだったか、これもテレビで見たのですが、スポーツ評論家のSさんが、こんな話をしていました。
「フォークボールの投げ方を選手に教えるのに、球をこう握っ(にぎ )てこうして投げるんだよと、動作で見せるばかりでなく、カーテンのヒモを下へ引っ張るように――という例えで話してやると、印象強く、よりよく伝えることができる」
 【9】驚き(おどろ )ました。フォークボールを投げるというような肉体的な技術は、その動きをやってみせることが最上の、それ以外にない教え方だと思っていましたが、そこに比喩(ひゆ)が大きな働きをするなんて!【0】

(川崎(かわさき)洋「教科書の詩を読みかえす」から)

項目表

項目表を参考にして、作文・感想文を書いてください。 項目の苗 小1から楽しく書ける。作文、読解、国語の通信教育。Online作文教室 言葉の森 
項目表 マキ の苗 中1年 4~6月
目標:意見文の基本的な構成を身につける
 ★重要・評価あり ◎重要・評価なし ○普通・評価なし 段落は大体の目安です。
第 1 段落項目キーワード説明
構成 【】★ 構成図構成図 <<構成>>構成図をかく
構成 ○ 要約(感想文)要約 <<構成>>要約を二〇〇字ぐらいでまとめる
構成 ○ 四段落構成 大きく四つぐらいの部分に分けて書く
構成 ○ 書き出しの工夫書き出しの工夫 <<構成>>会話・色・音・情景で書き出す
主題 【】★ 是非の主題よい 良い べき 大切 <<主題>>私はAがよいと思う
             ↓
第 2 段落項目キーワード説明
構成 【】★ 複数の理由一理由 <<構成>>…の理由は第一に
題材 【】★ 体験実例体験 私 わたし 僕 ぼく <<題材>>自分らしい体験実例を書く
表現 ◎ たとえまるで みたい よう <<表現>>まるで…のよう
主題 ○ 途中の感想 途中で主題に関連した感想を書く
             ↓
第 3 段落項目キーワード説明
構成 【】★ 複数の理由二理由 <<構成>>…の理由は第二に
題材 ◎ データ実例・長文実例データ 長文 <<題材>>数字の実例・長文集の実例
表現 【】★ ユーモア表現笑 爆 ユーモア <<表現>>ユーモアのある表現(笑)
             ↓
第 4 段落項目キーワード説明
主題 【】★ 反対意見への理解確かに <<主題>>確かにBもよいが、しかしAが
表現 【】★ 名言の引用名言 言葉 ことば <<表現>>主題に合わせて名言を引用する
主題 【】★ 是非の主題よい 良い べき 大切 <<主題>>私はAがよいと思う
構成 ○ これからの結びこれから <<構成>>自分の問題としてこれからのことを書く

字数 ★ 600字以上
表記 ○ 決めてくる、読みかえす書くことを決めてくる、書いたあと読み返す
表記 ★ 90分以内書き始めから書き終わりまで90分で
表記 ○ 構成メモ作文を書く前に構成メモを書く
表記 ○ 漢字を使う、ていねいに書く習った漢字を使いていねいに書く
表記 ○ 段落三文段落の目安は三文ぐらい
表記 ○ 一文一点読点は1文に1〜2点を目安に
表記 ○ 常体で書くした・だった・であるなどで書く練習
表記 ○ 誤字一ヶ所以内一つの作品に誤字は一つまで


課題のヒント

 あなたは、今や多くのコンピューターのテレビ・コマーシャルを見ることができます。彼ら(かれら)は「インターネット」を備えたコンピューターを売ろうとしています。これまでに「インターネット」を使用したことがありますか。「インターネット」がどのように使用されるか知っていますか。あなたが情報を探している場合、「インターネット」は有用です。様々なものを見つけるためには図書館へ行く必要がありません。「インターネット」を備えたコンピューターを持っていれば、自分の図書館を持っています。さらに、学校について世界中で知識を得ることができます。日本で暮らす私のアメリカの友達のうちの一人は「インターネット」を使用し、通う学校を選びました。彼(かれ)はさまざまな学校を訪れるためにアメリカへ戻る(もどる)必要がありませんでした。日本の三百校を超える(こえる)高校が「インターネット」上にあります。あなたがいつテストを受けるか、あるいは、どれくらい支払う(しはらう)のかを知りたければ、「インターネット」上でそのような情報を見つけ出すことは非常に容易です。
 手紙を送り、かつ受け取るために「インターネット」を使用することができます。私はアメリカの友達から手紙を受け取りました。彼(かれ)は何かを知りたかったのです。私も、「インターネット」上で彼(かれ)に答えました。私たちは、普通(ふつう)郵便を使用すれば、約2週間を必要とするでしょう。しかし、「インターネット」の使用は私たちを助けました。また、互いに(たがいに)手紙を書き終えるのにはたった3日しかかかりませんでした。
 さらに、「インターネット」上で買い物を楽しむことができます。買うものを決めるためにいろいろなお店へ行く必要がありません。売りたいものを持っていれば、それを売るために「インターネット」を使用することができます。あなたはビジネスマンになれるのです。「インターネット」は、学校でも使用されます。多くの国々では、「インターネット」が、学校から非常に遠くに住んでいる子供に授業を提供します。家でコンピューターを持っていることは非常に有用ですね。
 「インターネット」があなたに授業を提供することができるなら、もう学校は必要ないと思うかもしれません。しかし、それは真実ですか。あなたが店に買い物に行かなければ、また、あなたが友達と遊ぶためには学校へ行かなければ、コンピューター上でのみ話せる人になることは容易で、人間の感情を失うでしょう。多くの国々では、「インターネット」症候群(しょうこうぐん)の人々がたくさんいます。あなたは学校で科目だけでなく人間関係も学ぶのですから、学校は必要です。「インターネット」を使用する方法を学ぶことは必要ですが、それを賢明(けんめい)に使用することを学ぶこともまた重要です。 ( n )
 要約
(1)「落ちてきたら」の詩(黒田三郎(さぶろう))のよさは「願いごとのように」の比喩(ひゆ)にある。
(2)二つの異なるものを結びつける比喩(ひゆ)はものごとをわかりやすくさせる。

 意見
 そのまま、比喩(ひゆ)の大切さで書いていくとよいでしょう。もっと一般(いっぱん)化して、異質なものを結びつけることの大切だと考えてもいいかもしれません。比喩(ひゆ)はものごとをわかりやすくさせるという効果がありますが、この比喩(ひゆ)と対極にある、もうひとつのわかりやすさの工夫がデータなどを駆使(くし)した説明ということになるでしょう。「体重120キロの人」という説明と「お相撲(すもう)さんのように大きい人」というのと、どちらの表し方にもそれぞれよいところがあります。

 名言・ことわざ
 名言は、比喩(ひゆ)は自分で新しく創造するものだという意味で、「もともと地上に道は……」。同じく、「問題とはそこに……」。また、長い説明よりも簡潔な比喩(ひゆ)のほうが難しいという意味で、「短いスピーチが……」などが使えそうです。 ( n )
 第一段落は、長文の要約をします。「詩を読むと、その比喩(ひゆ)表現のすばらしさから、祈り(いのり)に似た詩の心が伝わってきて、励まし(はげまし)さえ感じる。」「比喩(ひゆ)を、日常の会話でも効果的に使うと、表現が生きてくる。」「フォークボールを投げるというような肉体的な技術でも、その動きをやってみせること以上に、比喩(ひゆ)が大きな働きをすることがある。」それに続いて「意見」を書きます。「私たちは比喩(ひゆ)表現を大切にしてその効果を生かしていくべきだ。」
 第二段落は、理由のその一を書きます。「比喩(ひゆ)を使うと、あいてにわかる説明ができるからだ。」そして、自分自身の体験談を書いていきましょう。何かを説明したいとき、でも相手が見たこともないようなものを説明するとき、大きさや色や形を言ってみてもピンと来ないときがあります。そんな時、相手がよーく知っている、似たものをあげると、なるほどとわかってもらえます。よく、初めての人を紹介(しょうかい)するとき、「芸能人で言うと○○と△△を足して二でわったような・・・。」なんていいますよね。
 第三段落は、理由のそのニを書きます。「比喩(ひゆ)を使うと、喩え(たとえ)のほうのものも連想でき、二倍以上に豊かになるからだ。」比喩(ひゆ)は、うまくつかうと別々のふたつのもののイメージが上手く混ざり合って、とても豊かな表現になります。二倍にも三倍にも情感がふくらみます。おいしいものをたらふく食べさせてもらっておもてなしを受けてうれしいとき、「盆(ぼん)と正月がいっぺんにきたみたいだ。」といわれると、聞かされた人の頭の中でお盆(おぼん)の宴会(えんかい)と正月の宴会(えんかい)がいっきに始まって・・・、ずいぶんと喜んでもらえたことが伝わるよね。(ちょっとリアルで文学的でないなあ)
 第四段落は、反対意見に理解を示しながら、自分の意見を主張します。「確かに、正確な表現で確実に伝えることも大切だ。しかし「トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。」という名言もあるように、自分の語彙(ごい)をふやして、ゆたかな比喩(ひゆ)を使いながら表現していきたい。 ( k )
 第一段落の要約のあと、「比喩(ひゆ)は大切だと思う。」と意見化します。

 第二段落は、その理由1。「比喩(ひゆ)を使うと印象的にわかりやすく表現できるからだ。」など。たとえば包丁で野菜を切るときの手の押さえ(おさえ)方を説明する場合、「猫(ねこ)の手のように」と比喩(ひゆ)を使うとわかりやすいですね。同じように、ピアノを弾く(ひく)ときの手の形も「卵を持つように」などと言われるとイメージが湧き(わき)やすいです。

 第三段落は、理由2。「また第二の理由としては、比喩(ひゆ)を使わないと話の内容を説明するのに時間がかかるからだ。」など。比喩(ひゆ)を使うと簡単に表せることも比喩(ひゆ)を使わないで表そうとすると複雑な表現になり、かえってわかりにくくなります。第1の理由で挙げた比喩(ひゆ)の例を、比喩(ひゆ)を使わずに表現するのはかなり難しいですね。

 第四段落は、反対理解と名言の引用。「確かに、数字などを使って正確に表す方が適している場合もある。しかし、『辞書のような人間になることではなく辞書をうまく使えるような人間になることが勉強の目的である。』という名言があるようにときには比喩(ひゆ)を使いながら自分なりの表現を工夫していくことも大切である。」
 ( j )