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級:★   山:ya   年:★   月:06   週:2  苗:ya
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題名:
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題名:百年以上家具を(感)

感想文の課題です。課題の長文を読んで感想文を書いてください。

課題の長文
 【1】百年以上家具を使ったという例は別にめずらしくはない。イギリスだけではなく、中国でも日本でも代々その家に伝わる家具というものがあった。使い方さえ間違え(まちが )なければ、家具にとって百年というのは、むしろ短い時間と言える。【2】またかなり荒っぽく(あら   )使ってもそう簡単には壊れ(こわ )はしない。最悪の場合でも、無垢(むく)の天然木を使っていれば、ほんの少し修理したらまた使える。東京の新宿に「ダグ」という喫茶店(きっさてん)があるが、その中に使われている家具は三百年以上も前のがかなりある。【3】そして、毎日毎日、いろいろなタイプの人が使いつづけているのに、今でもまったく問題がない。それどころか、永年使いつづけた味わいはますます深まっている。
 それに比べたら、車や家電製品はほとんどのものが十年以内の寿命(じゅみょう)である。【4】そして、十年も使いつづけた後は、ほとんどの場合鉄くずの価値しかない。ところが、オーク・ヴィレッジ()の家具は、ほぼ車一台の値で、家に必要不可欠なものがそろう。そして、十年たってもまず価値が下がるということがない。【5】いや、良い家具はむしろ十年ぐらい使い込ん(つか こ )だ方がよくなる。こうしてみると、無垢(むく)の天然木を使った質の高い家具を百年使うとなれば、それは車や家電製品より何倍も安く、かつ生活を快適にするのに効果があるということが納得できる。
 【6】経済面から考えた効果は、実のところ「百年使う家具」のもっとも重要な要素ではない。無垢(むく)の木でできた質の高い、テーブルやデスクや書棚(しょだな)を生活の中に入れてみると、人間の意識が変わるのだ。薄っぺら(うす   )な合板(ごうばん)と無垢(むく)の天然木は存在感が違う(ちが )。【7】そして、単に迫力(はくりょく)があるだけでなく自然素材特有の温かさと柔らか(やわ  )さで、私たちを受け入れてくれる。だから、うまくその家具に付き合うのはむつかしいことではない。例えば、良いテーブルの上では、自然に毎日の食事をより大切に味わうようになる。【8】私たちの眼の前にある食物となっている自然の恵み(めぐ )に素直に感謝しながら食べられるのも、無垢(むく)の木のテーブルだからこその効果だ。会社の会議でも、せせこましいことで腹立てている人に、なるべく百年の木目からのメッセージをとどけるようにしてみよう。【9】本物の木を使い、本物の造り方をした家具は、本物の人間を育てるようになる。百年の木目は、いまだ未熟な私たちを、控え目(ひか め)だが確実にしっかり応援(おうえん)してく∵れるはずだ。そして、木の家具と対話しながらの日々は、ほんの少しずつだが、私たちの意識を変えていってくれる。【0】
 本物の木の家具と永く付き合おうと思うと必然的に二十一世紀が問題となる。「子供や後輩(こうはい)をどう育てるか」が結局「二十一世紀をどう育てるか」に結びつく。二十一世紀を担う人間たちの基礎(きそ)をどう造るかはきわめて大切な問題であり、かつきわめてむつかしい問題である。現在のところ、日本の公教育は、未だ時代錯誤(さくご)の「工業化時代の生産様式」でもって、応用力のないひよわなマニュアル人間を造りつづけている。人類の大変動期にあって、こんなことでは先が思いやられる。また、身の周りが、安っぽい工業製品であふれていたためか、若者の興味が安っぽく薄っぺら(うす   )なものばかりに集中している。このままでは、世界全体が刹那(せつな)主義に走るか、安直なカルトに走るかになってしまう。
 そんな不安を超えよ(こ  )うとした時、そう簡単に特効薬は見つからない。即効(そっこう)性の薬を求めること自体が、ミイラ取りのミイラ現象なのだから。そこではやはりすぐには効果がなくても、ジワリジワリとそれでいて心の底深くに一自然の声がしみとおっていくような方法がよい。私は、ここでも「百年使える百年の木目をもった家具」こそ、無言だが、もっとも説得力がある対話相手のように思える。「無垢(むく)の木の学習机を子供に買ったら、子供の生活態度が変わった。」という報告も、何度も受けている。若い素直な感性があれば、百年以上もある木目から、二十一世紀末までも見すえた遠大で深遠なメッセージを、きっと読みとれるはずだ。
 なにしろ木というものは、種から発芽して数百年から数千年生きる生命力を基本的にはそなえている。そういう基本的な生命力を人間が木や年輪から感じ取るだけでも意味あることだ。しかし、さらに重要なことは、木はその生命を持続していた間、すなわち自らの体を少しずつ大きくするという生産活動をしている間、まわりの環境(かんきょう)を良化することはあっても、悪化することは全くないということだ。これは人間を筆頭とする動物には、絶対に見られないことであり、この木の生き方こそ、二十一世紀という環境(かんきょう)の世紀のためにもぜひとも我々人間はまなぶべきだろう。

項目表

項目表を参考にして、作文・感想文を書いてください。 項目の苗 小1から楽しく書ける。作文、読解、国語の通信教育。Online作文教室 言葉の森 
項目表 ヤマブキ の苗 中2年 4~6月
目標:二つの異なる意見を比較して考える書き方を身につける
 ★重要・評価あり ◎重要・評価なし ○普通・評価なし 段落は大体の目安です。
第 1 段落項目キーワード説明
構成 ○ 要約(感想文)要約 <<構成>>要約を二〇〇字ぐらいでまとめる
構成 ○ 四段落構成 大きく四つぐらいの部分に分けて書く
構成 ○ 書き出しの工夫書き出しの工夫 <<構成>>会話・色・音・情景で書き出す
題材 ○ 状況説明 身近な実例による説明
             ↓
第 2 段落項目キーワード説明
構成 【】★ 複数の意見一意見 考え 確かに <<構成>>確かにAという意見もある
題材 【】★ 体験実例体験 私 わたし 僕 ぼく <<題材>>自分らしい体験実例を書く
表現 ◎ たとえまるで みたい よう <<表現>>まるで…のよう
主題 ○ 途中の感想 途中で主題に関連した感想を書く
             ↓
第 3 段落項目キーワード説明
構成 【】★ 複数の意見二意見 考え しかし <<構成>>しかしBという意見もある
題材 ◎ 昔話の実例・長文実例昔話 童話 長文 <<題材>>昔話や童話の実例・長文集の実例
表現 【】★ ユーモア表現笑 爆 ユーモア <<表現>>ユーモアのある表現(笑)
             ↓
第 4 段落項目キーワード説明
主題 ○ 反対意見への理解確かに <<主題>>確かにBもよいが、しかしAが
主題 【】★ 総合化の主題総合化 <<主題>>大事なことはAかBかではなくCである
表現 【】★ 名言の引用名言 言葉 ことば <<表現>>主題に合わせて名言を引用する
構成 ○ 具体的説明の結び例えば 具体的 <<構成>>主題を具体的に再説明して結ぶ

字数 ★ 600字以上
表記 ○ 決めてくる、読みかえす書くことを決めてくる、書いたあと読み返す
表記 ★ 90分以内書き始めから書き終わりまで90分で
表記 ○ 構成メモ作文を書く前に構成メモを書く
表記 ○ 漢字を使う、ていねいに書く習った漢字を使いていねいに書く
表記 ○ 段落三文段落の目安は三文ぐらい
表記 ○ 一文一点読点は1文に1〜2点を目安に
表記 ○ 常体で書くした・だった・であるなどで書く練習
表記 ○ 誤字一ヶ所以内一つの作品に誤字は一つまで


課題のヒント

 私は高等学校の英語の教師である。私は、教師になった直後に、英語の映画を見始めた。しかし、私は、映画の中のアメリカ人の名前を知らなかった。クラスでは、ある日、私が、クラスの「ダーティー・ハリー」と呼ばれる有名なアメリカ映画について話しており、映画の中の有名な人の名前を言う際に間違え(まちがえ)てしまった。私がクラスで言った名前は「クリント・ウェストウッド」だった。それは間違っ(まちがっ)ていた。私は、「イースト」を「ウェスト」と言う間違い(まちがい)を犯した。クラスの学生は笑った。
 その後、私は、会合のためのある考えを思いついた。私は、何人かの学生の親に話をするように依頼(いらい)された。私は、会合でこの物語について話をすることに決めた。私は彼ら(かれら)に物話を話した。私がこの話を話し終えた時、彼ら(かれら)は笑った。私が会合の初めにこの話をしたので、この話は彼ら(かれら)をリラックスさせる助けとなった。
 人々は、日本人がユーモアをもって物語を作ることが上手ではないと言う。日本人は会合で、しばしば眠る(ねむる)か、あるいはあまり話さない。なぜ彼ら(かれら)はそうするのだろうか。時には、彼ら(かれら)は疲れ(つかれ)ているか、ただ聞いたり話したりしたくないかであり、日本における話し手は、人々が会合で眠り(ねむり)につかないようにとユーモアを使うことがない。しかし、英語を話す国々では、ユーモアが、人々をリラックスさせ、かつ次の話の準備をするのを助ける。ユーモアで大切なことは、あなたの成功の話をするのではなくあなたの失敗の話をすることである。もう一つ大切なことは、他人の失敗を使うのではなく、自分の失敗を使うことだ。あなたの失敗の一つについて伝えるユーモアは、人々があなたをもっと理解するのを助ける。
 ユーモアのもう一つの例はジョージ・ブッシュ米国大統領の話である。彼(かれ)は、アメリカにおいて、会合で多くの人々を前にスピーチをするとき、「今日、私は、妻にちょうど日本にいるときのように話してくれるように頼み(たのみ)たい。」と言った。人々は笑った。なぜなら彼ら(かれら)は大統領が元気であることを知っていたが、彼(かれ)が日本で気分が悪くなったとき、彼(かれ)の妻が人々に話をしたからである。彼(かれ)は、ユーモアを作るために悪い経験を使った。この話は、会合で、人々をリラックスさせた。
 ブッシュ氏のように、私は、ユーモアを作るために自分自身の悪い経験を使った。ユーモアを使うことによって、人々は会合で眠り(ねむり)につかないだろう。ユーモアの後で、人々は、話をよりよく聞くだろう。会合はより面白くなり、人々は眠ら(ねむら)ないだろう。だから、ユーモアを作り、楽しもう。 ( n )
 安っぽい工業製品ではなく百年使える家具のような「木」の生き方に学ぼうというテーマです。短期的な視野でなく長期的な視野を、と考えてもいいですし、使い捨てで環境(かんきょう)破壊(はかい)を引き起こすものでなく環境(かんきょう)と調和するものを、と考えてもいいでしょう。

 昔話は、「金の卵を産むニワトリ」「サルカニ合戦(柿(かき)の種とおむすび)」などが思いつきそう。 ( n )
 第一段落は要約。

 第二段落は、意見A。長い歴史が刻まれた古いものには温かみが感じられて良いという意見です。家にある古いものをさがしてみましょう。昔からある家具、置物などは、歴史の重みがあり、独特の味わいを出しています。古いものには、新しいものにはない良さがあります。

 第三段落は、意見B。一方、新しいものにも良さがあります。携帯(けいたい)電話にしても、CDプレーヤーにしても新しいものの方が使いやすく、便利になっています。人々が新しいものに関心を持つのは、そのデザインや機能などに魅力(みりょく)があるからでしょう。
 
 第四段落は、総合化した意見C。「確かに古いものにも新しいものにもそれぞれ良さがある。しかし、いちばん大切なことは、『大切なのは、健康らしい外見ではなく、健康自身である。』という名言もあるように見かけに惑わさ(まどわさ)れず、それぞれの持つ本当の良さを見る目を養うことである。」
 ( j )
 第一段落は、説明。「私の家にあるテーブルは、百年とまでは行かないが、私が子供のころからずっと使っているものだ。それは……」など。
 第二段落は、古いものや自然のもののよい面。「古くからある自然のものを大事にしようという意見がある。例えば、日本に納豆や味噌などの文化があるが……」など。
 第三段落は、新しいものや人工的なもののよい面。「しかし、新しい科学を生かそうという意見もある。例えば、コンピュータの発達によって、これまで人間が手作業で行っていたことが……」など。
 第四段落は、総合化のまとめ。「だから、いちばん大切なことは、自然と人工とどちらがよいかということではなく、どういう生活が人間にとってプラスになるのかを考えることである。例えば、……」など。 ( n )