| 第 1 段落 | 項目 | キーワード | 説明 |
|---|---|---|---|
構成 ![]() | ○ 要約(感想文) | 要約 <<構成>> | 要約を二〇〇字ぐらいでまとめる |
構成 ![]() | ○ 四段落構成 | 大きく四つぐらいの部分に分けて書く | |
構成 ![]() | ○ 書き出しの工夫 | 書き出しの工夫 <<構成>> | 会話・色・音・情景で書き出す |
題材 ![]() | ○ 状況説明 | 身近な実例による説明 |
| 第 2 段落 | 項目 | キーワード | 説明 |
|---|---|---|---|
構成 【 】 | ★ 複数の意見一 | 意見 考え 確かに <<構成>> | 確かにAという意見もある |
題材 【 】 | ★ 体験実例 | 体験 私 わたし 僕 ぼく <<題材>> | 自分らしい体験実例を書く |
表現 ![]() | ◎ たとえ | まるで みたい よう <<表現>> | まるで…のよう |
主題 ![]() | ○ 途中の感想 | 途中で主題に関連した感想を書く |
| 第 3 段落 | 項目 | キーワード | 説明 |
|---|---|---|---|
構成 【 】 | ★ 複数の意見二 | 意見 考え しかし <<構成>> | しかしBという意見もある |
題材 ![]() | ◎ 昔話の実例・長文実例 | 昔話 童話 長文 <<題材>> | 昔話や童話の実例・長文集の実例 |
表現 【 】 | ★ ユーモア表現 | 笑 爆 ユーモア <<表現>> | ユーモアのある表現(笑) |
| 第 4 段落 | 項目 | キーワード | 説明 |
|---|---|---|---|
主題 ![]() | ○ 反対意見への理解 | 確かに <<主題>> | 確かにBもよいが、しかしAが |
主題 【 】 | ★ 総合化の主題 | 総合化 <<主題>> | 大事なことはAかBかではなくCである |
表現 【 】 | ★ 名言の引用 | 名言 言葉 ことば <<表現>> | 主題に合わせて名言を引用する |
構成 ![]() | ○ 具体的説明の結び | 例えば 具体的 <<構成>> | 主題を具体的に再説明して結ぶ |
字数 ![]() | ★ 600字以上 | ||
表記 ![]() | ○ 決めてくる、読みかえす | 書くことを決めてくる、書いたあと読み返す | |
表記 ![]() | ★ 90分以内 | 書き始めから書き終わりまで90分で | |
表記 ![]() | ○ 構成メモ | 作文を書く前に構成メモを書く | |
表記 ![]() | ○ 漢字を使う、ていねいに書く | 習った漢字を使いていねいに書く | |
表記 ![]() | ○ 段落三文 | 段落の目安は三文ぐらい | |
表記 ![]() | ○ 一文一点 | 読点は1文に1〜2点を目安に | |
表記 ![]() | ○ 常体で書く | した・だった・であるなどで書く練習 | |
表記 ![]() | ○ 誤字一ヶ所以内 | 一つの作品に誤字は一つまで | |
| ★ 複数の意見一 | 総合化の主題は次のような流れで書いていきます。
「(要約のあと)確かに漫画はよいという意見も理解できる。例えば……。しかし、漫画はよくないという意見もわかる。例えば……。だが、いちばん大事なとこは、漫画自体がよいか悪いかということではなく、漫画以外の読書をどれだけしているかということではないだろうか。」 その最初の意見です。この意見が中心になるわけではないので、「確かに……」のような言葉で抑え気味に意見を展開していくことが大事です。 意見のあとに理由を書き、その理由のあとに実例を書く形が多い。 | ||
| ★ 体験実例 | 感想文の勉強で、元になる長文の内容に似た話を自分の体験から見つけて書く練習です。自分の体験を重ね合わせることによって、より説得力のある感想を書くことができます。元の話の内容と少しずれてしまっても、少しでも似た話が書けていればOKです。
要約の後、段落をかえて、「私にも似た話がある。」という書き出しで書いていくとよいでしょう。体験実例の部分は、普通の作文と同じような感覚で、たとえ、会話、思ったことなどを入れながら出来事を書いていきます。 | ||
| ★ 複数の意見二 | 総合化の主題は次のような流れで書いていきます。
「(要約のあと)確かに漫画はよいという意見も理解できる。例えば……。しかし、漫画はよくないという意見もわかる。例えば……。だが、いちばん大事なとこは、漫画自体がよいか悪いかということではなく、漫画以外の読書をどれだけしているかということではないだろうか。」 その二番目の意見です。この二番目の意見が最終意見になるわけではないので、押さえ気味に書いていきます。 意見のあとに理由を書き、その理由のあとに実例を書く形が多い。 | ||
| ★ ユーモア表現 | 作文の途中にくすっと笑えるような表現を入れる練習です。ダジャレでもよいのですが、自分の失敗談を書いたり、大袈裟な表現をすることによって、読む人の心を和ませるように工夫します。
ユーモア表現は、指導しにくい場合もあるので、次のようにどちらからできればよいということで指導してください。 小5……たとえ、又は、ダジャレ表現 小6……たとえ、又は、ユーモア表現 中1……名言の引用、又は、ユーモア表現 中2……〃 中3……〃 高1……自作名言、又は、ユーモア表現 高2……〃 高3……〃 また、ユーモア表現のキーワードに「笑」が入っているので、パソコン入力の場合、「(笑)」という文字を入れて書く人が多いと思います。 ところが、この「(笑)」というような書き方は、顔文字やダジャレ表現と同じで、社会生活の中では不真面目だと考える人もいます。 ですから、生徒には、「キーワードの(笑)のような書き方や、ダジャレは、真面目な文章のときは書かないのが普通」と説明してください。入試の作文や志望理由書などでは、ダジャレや「(笑)」や顔文字は、書かない方がよいということです。 なお、ユーモア表現のわかりやすい書き方は、面白いことを書くというよりも、自分を笑うように書くということです。センスのいい子は、よく書いてきます。私は、センスがないのであまり書けませんが(笑)。(というような書き方です) | ||
| ★ 総合化の主題 | 総合化の主題は次のような流れで書いていきます。
「(要約のあと)確かに漫画はよいという意見も理解できる。例えば……。しかし、漫画はよくないという意見もわかる。例えば……。だが、いちばん大事なとこは、漫画自体がよいか悪いかということではなく、漫画以外の読書をどれだけしているかということではないだろうか。」 その結びの意見です。 総合化は、AとBの意見の単なる折衷案にならないように、別のより高い次元でまとめるように考えていくことが重要です。よくない例としては、「AもBもどちらも大切だから、要はよく考えて使い分けていくことだ」というような書き方です。しかし、これを×としてしまうと、生徒には難しくなりすぎるので、評価の上ではこういう書き方でも◎にします。 総合化の考え方には、いくつかのパターンがあります。 Aという相手もよいし、Bという相手もよいが、大事なのはCという自分自身だ。 Aという外見もよいし、Bという外見もよいが、大事なのはCという中身だ。 Aという方法もよいし、Bという方法もよいが、大事なのはCという目的だ。 Aという方法もよいし、Bという方法もよいが、大事なのはCという結果だ。 Aという目的もよいし、Bという目的もよいが、大事なのはそれを実行するCだ。 例:楽しくやるのもいい。厳しくやるのもいい。しかし大事なのはどういう結果を出すかということだ。 | ||
| ★ 600字以上 | 字数を600字以上書いていきます。手書きの場合、字数の数え方はその行の1マス目まで書いたらその行全体を書いたと見なします。したがって、20字1行の作文用紙の場合、字数は、20字、40字、60字……という単位になります。パソコン書きの場合は、正味の字数が表示されます。
目安は第一段落150字、第二段落150字、第三段落150字、第四段落150字。 小学1年生から小学6年生までの作文の平均的な字数は、学年の100倍から200倍です。小学4・5年生のころが最も字数を長く書くことができ、小学6年生になると逆に字数が減ってくる傾向があります。 字数の数え方は、1行20文字の作文用紙でその行の途中まで文字が書いてあれば20文字として数えます。 パソコンで書いた作文を作文の丘から送る場合は、文字数そのものが字数となります。ただし、文章中にタグなどがあると、それらも字数に集計されるので実際よりもやや長くなることがあります。 | ||
| ★ 90分以内 | 長文を読む時間、構成メモを考える時間などは入れずに、書き始めから書き終わりまでを90分以内で書いていきます。
時間のかかる人は、全体で90分とだけ考えずに、段落ごとに途中経過時間の目安を決めておきましょう。 小学校6年生の目標字数は1200字です。また、この1200字を90分以内で書き上げるのが理想です。作文の勉強には時間がかかりがちですが、ある程度時間を区切って勉強していくことも大切です。 | ||