質問のできない中学生

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書いた人はukiさん 99/12/22 19:07:34

コメント先:  「分数のできない大学生」の次に来るものukiさん) 99/12/22 19:07:34

森川氏 wrote:

語彙不足の原因は、読書不足、特に難読不足です。しかも、問題は、5や4を取る成績のいい中学生や高校生が読書をしていないということです。つまり、現在の学校の成績で測られる学力は、読書をしていなくてもそれなりにいい成績が取れるような学力なのです。

この当たりは同感ですが、さらに「質問・意欲不足」という症状も見られると思います。質問する意欲が不足しているのではありません。質問と、国語への意欲が不足しているのです。難読を行なおうとしても、分からない単語があってつっかえ、読むのが嫌になってしまう。誰かにその単語の意味を問えばいいのに。或いは辞書を引けばいいのに。
難しい本を読まずとも、例えば漫画にも「あれ、これはなんだろう」という単語がでてくることはあります。それを「なんて意味なの」と問わない。また、(これが一番大きいのではないかと思いますが)その答えを与えられても覚えない。
私も現役の中学生ですが、国語の授業中は唖然とさせられることが多々あります。文章中にやや難しい熟語がでてくると、先生が適当な人を指し、意味を問います。その時、ほとんどの人はただ沈黙するだけなのです。「わかりません」とも「これ、なんでしょう?」とも言いません。周囲のクラスメートにも聞きません。確証がないのが不安だからか、的外れな答えすら言いません。何も言ってくれないのです。
もちろん、授業内の雰囲気は、皆さん御存知のように、どこか質問を許さないような重苦しいところがあります。
ですから、休み時間に雑誌を読んでいたりして分からない言葉があれば、友人に問うこともあります。しかし、数日後にまた同じことを質問していたりもするのです。

確かに現代の中学生(私が詳しい事情を知らないので、中学生に限定させていただきます)は語彙不足が深刻な問題になっていると思います。そして、それはコミュニケーション力の不足も原因の一端であると思うのです。

答えを餌のように待ち、それを食えばまた何事もなかったかのように次の餌をねだる犬。

…多少乱暴な喩ですが、そんな感覚があります。

ポイントを絞ってのちょっとした意見でした。
オチがないです(笑)


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