目先の勝敗にこだわるよりも正攻法の実力をつけよう


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書いた人は森川林 on 1月 02, 1998 at 14:22:41:

コメント先: Re: 短文・長文・読書の勉強の意味 posted by タカヒロ on 12月 18, 1997 at 00:48:28:

お返事遅れてごめんね。^^;

>試合をクリアする為には、試合数をこなすのが一番です。
>試合で練習が役に立つ事などほとんどありません。

 ここで、区別しておきたいのは、勝敗と実力とは相互に深く関連しな
がらも相対的に独立したものだということです。
 試合というのは、勝敗の世界です。そこでは、苦手をできるだけ出さ
ずに得意をできるだけ効果的に出すことが必要になります。実力の劣ったチ
ームが実力の上のチームに勝つことがあるのは、自分の得意な部分で相手の
苦手な部分を打ち破ることができたからです。
 しかし、こういう勝負の世界でだけがんばっていると、自分の苦手を
克服するという練習はせずに、得意技だけを磨くという練習になりがちです。

 実力をつけるというのは、得意技以外の分野の力をつけるということ
ですから、その練習がそのまますぐに試合に生きてくるわけではありません。
試合に勝つためには、苦手の克服よりも得意技を磨く方が効果があるからで
す。
 しかし、こういう即効力のあるやり方は、長い目で見ると頭打ちにな
るのも早いと思います。

 最近の風潮として、テクニックで試験にだけ勝てばいいという考えが
かなりあるようです。作文や小論文の勉強でも、多少うまく書くコツはあり
ますが、そういうコツを身につけて試験に合格するよりも、難しい本をじっ
くり読んで本当の実力をつける正攻法の勉強を私はすすめたいと思います。




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