誰でも失敗する

あえほあ

　元いた岸の所に戻ろうとしたが、ながれはますます急になるばかり、一緒に来ていた友達の姿はどんどん遠ざかり、私は必死になって手足をバタつかせ、元の所へ戻ろうと暴れた。
しかし、同時に頭にひらめいた物があったのである。すると、あんなに速かった流れも、私を飲み込むほど高かった波も静まり、毎日眺めている渡良瀬川に戻ってしまったのである。
　私は４年生の図工の授業の時、間違えて違う所を切ってしまいました。その時、
「あっ」
と心の中で叫んでしまいました。それでも、次は絶対に間違えて切らないぞとおもいながらもう一度やり直しましまた。その時、私は焦っていたから、失敗したのかなと思いました。
　お母さんに聞いてみました。高校生の時、囲碁部だったそうです。囲碁の対戦の時、数個の石が取られそうになったので、その石をたすけるために、石を打ったら最後に負けたそうです。その対戦を見ていた先生が終わった後に
「２～３の石なんてさっさと諦めてもっと広いじんちに、石を置いていくべきだった。」
といわれたそうです。
　ピンチになった時は慌てずに状況を受け取ることが大事と分かりました。