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あかにさ(あかにさ)ノゲシの泉2024年03月清書
人間にある狂気 清書
あかにさ

 今の人間には狂気というものが必要だ。   
 そう思う第一の理由は、狂気のような集中力がないと、何かを達成することはとても難しいからだ。例えば、勉強。勉強は、集中しなければ学んだことが頭に入ってこない。だから、テスト対策の勉強をするときは、「狂気」のような集中力を発揮すると思う。勉強以外にも、スポーツや絵をかくとき、楽器を演奏するときなど狂気が必要な場面はたくさんある。私だと、とくに楽器を演奏するときに狂気を発揮すると思う。発表するときや、大会で演奏するときは失敗してはいけないというプレッシャーで、まるで自分の世界に入ったかのように集中するときがあるのだ。他にも、絵を描いているときに、とても集中するときがある。たまに周りが見えなくなり、約四時間絵を描いていたこともある。部活の時は特に多い。私は美術部に入っていて、周りの人がとても集中している。だから、部室はとても静かで、時間を忘れるくらいに集中することができるのだ。このように、案外自分の日常で狂気を発揮するときは多いのだ。逆に狂気というものがないと、集中するとこがない。つまり、なにかを成し遂げることは難しいのだ。楽器で演奏するとき、集中できなく、音を間違えてしまい、達成感をあまり感じられなくなるのだ。絵をかくときも同じで、話しながら絵を描くと、間違ってしまったり、想像していた絵と違う作品になってしまい、満足感がないのだ。だから、自分を満足させるためには、狂気というものが必要なのだ。
 そして、第二の理由は、狂気という刺激なものがないと退屈してしまうからだ。人は、狂気のような刺激があるから日常の生活を暇しなくてすむのだ。実際に一九九六年の四十代男性のストレス解消法というデータでは、三位競馬で五.五パーセント、二位パチンコで七.一パーセント、一位お酒で八.一パーセント。という結果が出ている。競馬とパチンコはやはり、あたりを引くと達成感があるのではないだろうか。狂気という集中力でゲームをすると、疲れはするが、成功した時の達成感でストレスが解消されると思う。そして、お酒は、男性の中でも一番のストレス解消法だと思う。酔うことで本音を口に出して伝えることができ、気持ちが楽になるし、自分の狂気が出てくると思う。ストレスは人にとってとても嫌なものだ。小さな出来事が重なって、ストレスがたまり、その嫌な気持ちを他の人にぶつけてしまうのだ。それが重なっていくと、ほとんどの人がストレスが溜まってしまうのだ。だから、少しでもストレスを解消するために狂気が必要なのだ。このように、狂気は集中する以外にも、ストレスを解消するときに使う場面もあるのだ。
 確かに、冷静な状態で物事を成し遂げるのは大切なことだ。しかし、「行動するためには、多くのことに無知でなければならない。」という名言があるように、なにかを成し遂げるためには、狂気も必要なのだ。私は、これから「狂気」をうまく利用していきたいと考える。

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