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あけまゆ(あけまゆ)リスの池2024年03月清書
「自分の好きな遊び」
あけまゆ

 「文ストって知ってる?」「えっ文スト知ってるの⁈」それが私が一番最初に友達と同じ趣味を共有した時の会話でした。
私の好きな遊びは「ゲーム」と「同じ趣味の友達と話す」ことです。ゲームをしたり、友達と話すことの魅力は好きなことで繋がることができることです。私はアニメが好きなのですが、小5の時はオタクなんて気持ち悪いと思われる、、、と思っていて友達には自分がアニメが好きなことは話していませんでした。
そう思ったきっかけは同じクラスメイトの男の子が転スラというアニメが好きと言っただけでイジメのようなことをされていたからです。その子はとても強い子だったので特に嫌な顔をせず、明るくその馬鹿にしてきた子達と接していましたのですが、私はあんな事言われたら「絶対立ち直れない」と思い、アニメが好きなことは黙っていました。本当は自分の好きなアニメをみんなに知ってもらって沢山そのアニメの話で盛り上がったりしてみたかったのですが、当時の私にはそれほど仲良い友達が少なく、その子達が離れて行ってしまったら私は1人になってしまうと思ってしまっていたのです。ですが、小5の一泊2日の移動教室の時に同じ班になった子が「文ストって知ってる?」っと他の子にアニメを普及していたのです。文ストは当時一番好きだったアニメで、私もみんなに普及したいと思っていたアニメの一つでした。私はその子を見てびっくりしました。今までずっとオタクなんて、と思い誰にもそのことを話していなかったのにその子はそんなことを気にしていないかのようにアニメのことを話していました。私はその子を見て私もあの子とアニメの話をしてみたい!と思い、思い切って「文スト知ってるの?」と話しかけてみました。するとその子はとても嬉しそうな顔をして「知ってるの⁈」と、聞き返してきました。それからその子とアニメの話をしているうちにオタクは気持ち悪いものじゃないんだ!と気づくことができました。さらにその子と友達になったことで私も普及していこうと思い、ずっとやってみたかった友達とアニメの話で盛り上がることができるぐらいにはアニメ友達ができました。今ではまた、文ストだけでなく葬送のフリーレンやヘタリア、ブルーロック、さらには声優の話までできる程度になっていて、オタクであることを誇りにおもっています。私はあの友達と会わなければ、私がその友達に話を振っていなければ、今でもオタクなんて、と思って誰にもアニメの話はしていなかったかもしれません。
私が今回紹介したのはアニメの話でしたが、他にもゲームだったりスポーツであっても同様のことが言えると思います。 人間にとって遊びとは人との交流の一環であり新しい発見をすることだと私は思います。遊びはいつの時代も子供から大人まで幅広い年代の方々に寄り添ってきました。 でもその本質は交流という一つの目的に基づいた方法の一つなのかもしれません。

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