長所と短所の違い

あきはる

　まず、進化の観点から見ると、人間が長所と短所を持つのは、環境の適応と生存のためだと考える。また、文化、教育、環境などの要因によっても影響を受ける。個人の経験は、人間が発達し、成長する際に形成されるため、人々が持つ長所や短所は、その背後にある多くの要因によって形成される。短所をなくすことを理論的だが、僕は長所を伸ばす方が望ましいと考える。
　一つ目に、長所を伸ばすことで満足感を得ることができる。僕は、バスケットボールを初めて最初に好きになった分野はシューティングであった。そして、練習を重ねて自身の能力を高める過程で、試合でのパフォーマンスが向上していくのを実感してきた。ここで得た満足感は、嫌いな分野を改善したときではなく、好きな分野を活かすことができたときに感じることができる。また、短所をなくすことを欠かせないが、長所を伸ばす時と違い、とてつもなくつまらない。僕の一番苦手な教科は、小学一年生の時からずっと理科であった。テストの準備のために単語を復習するという時、なぜだか集中力が切れてしまい、全く頭に入ってこない。結局最後は一つも覚えれないまま寝てしまう。だから長所を伸ばすことの方が大切だと信じている。
　二つ目の理由として、長所は将来において重要な役割を果たす可能性があるからだ。自分の得意なことに集中し、それに基づいて仕事を選択することで、より充実した職業生活を送ることができる。また、長所を活かすことはリーダーシップにおいても欠かせない。リーダは自分の長所を理解し、それを活かすことで、チームや組織を効果的に指導し、目標を達成するための方向性を提供することができる。マララ　ユスフザイは、自身の長所である勇気や情熱を活かし、女性教育の権利を促進する活動家として世界的に知られている。彼女の活動は、多くの人々に影響を与え、ノーベル平和賞を受賞した。この党に自分の長所を信じながら行動することで、将来有効になる。
　確かに、完璧な人間になりたいと思うものもいると百パーセント言えるだろう。しかし、今までの歴史上一人も完璧な人間は存在しなかったし、存在する必要もない。なぜなら、完璧でいないことで、他人の意見や視点について思いやりをもって認め合うことができるからだ。世界の全てを知っていながら退屈な人生を生きるよりも、自分にとって未知の世界少しの興味を持ちながら生きるほうが楽しいと僕は考える。