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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   あだ名の力   ブーちゃん

 あだ名というものは、その子を自分が友達ということを表している証拠だと私は思う。あだ名を使って呼んでいない子は友達ではないというわけではないが、あだ名を使って呼んでいる子は、そのあだ名をお互いが決めたりして友達関係を作っているため、それが友達だという証拠になっていると思う。私は、あだ名を使うことは良いことだと思う。
 あだ名を使うことで、コミュニケーションが取れる。お互いが新鮮な気持ちにもなれる気がする。名前で呼ばれるよりなんだかあだ名で呼ばれる方が私は嬉しい。私も、学校で友達のことをあだ名で呼んだり、友達も呼んでくれる。相手もあだ名で呼んでくれると嬉しいのか、嬉しそうな返事が返ってくることが多い。あだ名というものは、とても面白いものだ。
 しかし、相手にとってそのあだ名が気に入らなかったり、呼ばれるのが嫌だったりすると、逆に友達関係が崩れてしまう。相手が嫌なあだ名で言ったりするのは嫌がらせだ。自分が良いと思っているあだ名でも、もしかすると相手は呼んで欲しくないと思っているかもしれない。そういう点ではあだ名の使い方も難しい。
 あだ名で呼び合いコミュニケーションを取ることも大切だが、相手の嫌がるあだ名で呼ぶことはいけない。お互いでどのように呼んで欲しいのかを確かめてから、呼び合うこと一番良いと思う。私も、あだ名と使って呼んでいる子に確認してみようと思う。これから新しい友達が出来る時も、お互いでどのように呼んで欲しいのかを確かめていきたい。

   講評   kako

 こんにちは、ぶーちゃん。今回から書き方が少し変わりましたが、どうでしたか。文章の流れはつかむことができていると思います。今回の調子で次回からも書いていけば、すぐに慣れますよ。
★構成:意見が書けましたね。プラスとマイナスの意見を示しているのはよいと思います。コミュニケーションが取り易くなったり、嬉しい気持ちになったり、あだ名は不思議な力を持っていますね。でも、つけてほしくないようなあだ名であると、相手との関係が悪くなってしまうこともあります。自分はそういうつもりがなくても、相手にとっては好ましくないあだ名をつけてしまうこともありますね。
★題材:体験実例をもう少し具体的に示してみるとよいでしょう。実際にあったことを書くと、読み手は共感を持つこともできますし、より理解することもできますね。
★表現:名言を引用してみましょう。「家の批評ができるのは…」「良い友人を得たければ、…」などが使えそうです。
★主題:総合化の主題では、何が大切であるのかを考えなければなりません。書く時に、それがはっきりとわかるように示すことも大事です。あだ名をつけること自体は悪いことではないですね。あだ名をどのような目的でどのようにつけるか、あだ名をつける側の姿勢が問われるのかもしれません。




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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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