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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   私の目標   かいろ

 「キンコンカンコーン」とチャイムがなり数学の試験が終わった。(書き出しの工夫)私は全然出来なかったのを感じた。大学受験でさらに数学が難しくなることを。考えたらついていけるかどうかが心配になった。こんな思いから、私は大学受験に向けて文系に力を入れて頑張っていこうと思った。
 私は高校受験でとても大変な思いをした。なぜなら、国語と数学が両方とも出来なかったからだ。苦手をなくそうと思いどちらとも頑張ったのだが数学は以前とまったく変わらなかった。一方、国語は少しだが以前よりも出来るようになった。この時は本当にとても嬉しかった。
 国語が出来るようになるのもそう簡単ではなかった。毎日かかさず音読や読書をするなど、勉強を積み重ねたから結果が現れたのだと思った。また、国語は勉強の成果が出るのが遅かった。だから、私は途中で諦めてしまおうかと何度も考えた。しかし、こんなとき、いつも母が「継続は力なり」といって励ましてくれた。(前)あのとき母が励ましてくれたから、見事に以前よりも国語が出来るようになったのだと感じた。
 大学受験でも、高校受験のように辛い時や苦しい時がたくさんあると思うけれど、そんなときは母がいってくれた言葉や、出来るようになったときの嬉しさを思い出して頑張っていきたいと思った。高校受験で私は、目標を持っていれば、誰でも未来に向かって頑張ることが出来ることを知った。だから、目標をもつことは人間にとってとても大切なことだと思った。

   講評   kira

 こんにちは。初めての作文でいろいろ注文を出したのに、一気にこなすことが出来ました。さすが、高校生。さすが文系。たのもしいです。
 題名課題の作文は、実体験や見聞したことをいかにくわしく記述していくかで作文の厚みが出てくるから、年齢が上がるほど書きにくいかとは思います。自分の体験なんて、恥らいますものね。(笑)
 書き出しの工夫は、チャイムの音で上手に決めました。数学の試験の終了のチャイムは、私など「地獄の扉の音のよう」に聞こえました。いつも青くなって聞いていました。こんなところで「まるで○○のよう」といったたとえの表現も使ってみよう。ますます迫真の描写になるよ。
 高校受験での苦労は、得意科目が見えてこなかったことでしょうか。国語の得点が上がった時のうれしかった「ある日の光景」など、思い出してみるといいね。入試が近づくにつれて自信がついていったんだね。
 お母さんの励ましは「継続は力なり」でした。いい言葉で支えてもらったね。じつは言葉の森のモットーも「継続は力なり」です。作文は毎日の積み重ねでこそ花開いていきます。
 まとめの展開も上手です。自分が悟ったことから、一般化にもっていけました。ただ、最後「大切なことだと思った。」としてしまうと、「個人的に思ったこと」になってしまい、一般化がうやむやになります。ここは大きく「目標をもつことは人間にとってなくてはならない成長の元である。」などと括ってみよう。
 次回は、4月2週のところの文章を読んでおこうね。
   

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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