国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
私のあだ名 まいボウ
私には今自分でも一番気に入っているあだ名がある。それは、自分の苗字の●澤の「澤」を取って作られた「サワー」又は「サワーさん」というあだ名。このあだ名は私が転校して来てすぐに作られたものだ。優しい響きでとても気に入っている。女子からは「●●●」と呼ばれているが、男子はほぼ「サワー」だ。転校してドキドキしている頃に、夜ベッドで今日は〜人「サワー」って呼んでくれたなあ、と考えるのが毎晩の楽しみだった。そしてもちろん私はあだ名を使うのに賛成派だ。その理由には二つある。<構成>
まず理由その1。あだ名というものは自分の名前を少し違う呼び方にしたもの。イコール自分の名前の呼ばれ方だ。私の考えは、あだ名があった方が男女関係なく、親しめると思うからだ。高学年になるにつれて女子は女子・男子は男子という生活になりがちだから、女子は男子を苗字で呼ぶし、男子も同じだ。そして私は基本的に自分を苗字で呼ばれるのが嫌いだ。その理由は堅苦しいから。友達なんだから、と苗字で呼んでくる人に言いたくなる。やはり友達と仲良くしたければあだ名は必要だ。<体験実例1>
二つ目の理由は、自己紹介の時に良い印象が保てるからだ。それに初対面の人を苗字で呼ぶよりもあだ名で呼んだ方が早く仲良くなれそうだし端から見ても仲良しそうに見える。
私は常に男女関係なく生活したいと思っているが中学校は忙しいし、だんだん男子とふれあうことも少なくなるが、がんばりたい。<体験実例2>
「一人の敵も作らないものは、一人の友も持たない」という名言のようにあだ名は時にはいい役割をするが、悪い役割もするものだ。<名言の引用>あだ名は確かに良いものだ。だが呼ばれたくないあだ名もある。そして友達にも呼ばれたくないあだ名があるはずだ。だからそういうことも理解して、中学に行ってもいい、すてきな友達を作っていきたい。<反対意見への理解>
講評 inoro
こんにちは、まいボウさん。初めて、中学生の項目に入りましたね。(どきどき……?) しかし、しっかりと大事な項目をまとめきることができました。600字の目標も軽々と越えており、驚いています。
「サワー」というあだ名は本当にさわやかですね。とてもかわいらしいです。「●是非の主題」として、「あだ名に賛成」という意見を作文全体に貫くことができました。その「●理由1・2」も説得力があるね。男女関係なく親しめるから、良い印象を保てるから、の2つを挙げました。友達なんだから苗字で呼び合う(●体験実例)ことは堅苦しい、と考えるまいボウさん。きっとそんなまいボウさんなら、中学生活も多くの友人に恵まれることでしょうね!
「●名言の引用」もがんばりました。あだ名にも、ちょっとした弱点はありますね。「呼ばれたくないあだ名」だけは困りものです。そのこともしっかり見つめた作文(意見文)を展開できました。
もう、中学校には行き始めましたか? 新しい体験をたくさん、また電話で教えてね! 大変良い作文ができました。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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