創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   里山について   カッシ−

 里山は、野生生物を中心とした自然である。人間は、その里山からたくさんの恩恵を受けている。しかしながら、人間は、里山に人間が受ける恩恵相応の行いを行っていない。その上、里山に立てられている看板が多い。それは、里山に入るハイカーのマナーの悪さが著しいからだ。そのような行為は、人間が里山の人の善意にただ甘えているだけである。里山にいる野生動物に人間の側が注意と配慮を行わなくてはいけない。緑のコリドーをつなげていく事で、私達は、より一層と山との関係を深めていけるようになる。鶯を例にとって見ると、町の整備により、鶯の数が減ってしまっている事が分かる。それ以外にも、人間が整備してしまう事で悪影響を及ぼす事になるとも分かる。そのため、野生動物との本当の付き合い方を知らなくてはならない。(要約)
 私は、以前アメリカにいた。アメリカでは、道端に、アルマジロがいたのを見たことがある。また、普通の町中にも覆い茂る森があり、「鹿注意」標識もある。アメリカはまさに、緑のコリドーが都市にまで繋がっている場であると言う事が分かった。例えるならば、まるで、緑の都市のようだ。
 以前、わたしは、ある本を読んだ。その本には、里山が人間に与える恩恵について載っていた。その一部を紹介する。まず、里山が「緑のダム」になっていることだ。「緑のダム」には、水田もあり、降ってきた雨を里山にある木が、根元に水を蓄え、川が増水するのを防いでいる。文章にも載っていたように、野生の動物の住みかになっていること。等色々な役割が里山にある。
 人間が、里山に人間が受ける恩恵相応の「恩返し」をしなくてはいけない。もし、「恩返し」をしないと、人間自身にも影響を及ぼしてしまう事になる。まさに、「自業自得」だ。それ以外にも、緑のコリドーと都市を繋がるように努めなくてはいけない。そのため、里山等の環境について深く考えなくてはいけないと思う。

   講評   jun

 長文の内容をしっかりつかんで要約することができました。
 アメリカでの体験実例だけでなく、読書実例を入れたところは、さすがカッシー君ですね。この長文を読んで、『お米は生きている』を思い出したのですね。
 「人間が受ける恩恵相応の恩返しをしなくてはいけない」とはそのとおりですね。結びもたっぷり書いてまとめることができました。

▲「こと」はひらがなで。
                             

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