低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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「里山を歩いていると」を読んで コムギコ
奥武蔵の里山を訪れたときのことです。せまい谷間に農家が点々とあり、だんだん畑がきれいに整備されています。しかし、村のあちこちに立てられた看板が目ざわりです。何か殺伐としています。私は、里山を私有財産という枠組みのなかだけで考えていたのでは守れないと思います。野生動物たちにとっていちばんいいのは緑のコリドーです。緑のコリドーを伝わって、里山の野生動物が都市の公園にまで姿を見せてくれたら、どんなにか楽しいことでしょう。もっともこのためには、野生動物の脅威になる野犬や野良猫を作り出さないことも必要でしょう。そして、野生動物とのほんとうのつきあい方を私たちがしっかり知ることです。
<<こうせい>>要約
僕の家の通りの歩道には、桜の木がある。すごく、春になるときれいだ。だが、その後桜の花が全部散ると毛虫が出てくる。それを防止するために、おじさんが消毒をまいている。僕が始めて満開の桜をみたのは犬の散歩をしていたときだ。「おーー」といいたくなるような、満開だった。すごく歩道を、囲んで、まるで、「桜のトンネル」だった。その中を、のんびり、散歩することが出来た。だが、それは、人工川?が隣にあるので、くさいのだ。こんなにたくさんの桜の木を誰がこんなに植えたのかな、と思えた。消毒はあまりよくないけれど、木を守ってくれている人が、いろいろいることを僕は最近しった。
<<だいざい>>体験実例 <<ひょうげん>>ユーモアひょうげん
人間にとって、自然とは、人間に感動みたいなものを与えてくれていると思う。人間が自然を育ててそして、そのきれいさ、美しさに感動するから、自然は、人間にとって、生物にとってもとてもいいものだと思う。自然が、生物を育てているみたいにも思える。事前は人間にとって、良いものか、悪いものかというとはっきり、よいものだと思う。
<<しゅだい>>一般化の主題
講評 muri
関東の桜は、そろそろ終わりですね。今年は、コムギコ君にとって卒業・入学という節目の年でしたから、桜も特別きれいだったのではないでしょうか?
●体験実例:家の近くに桜並木があるのは、すてきですね。きっと毎年毎年眺めているのでしょうね。毎年の体験を体験実例として書く時には、ある年のことにしぼって書くようにするといいですよ。「今年は、犬の散歩の時に行ったらまだ五分咲きだった」「去年は塾の帰りに夜桜を見た」などです。
●一般化の主題:日本人は、昔から桜が大好きです。今でも、他の花のことは何も知らなくても、桜だけはちゃんと見る人が多いのではないでしょうか?桜=感動というコムギコ君の気持ちがわかります。この感動の部分をさらに詳しく分析してみると、さらにいいですね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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