創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   自分らしさ   まーたん

「私」という人間がこの世に存在していることはとても「ふしぎ」なことだ。『いったい「私」とは何ものであろう。』という疑問は最も根本的な「ふしぎ」のようだ。この「ふしぎ」な存在について、ある程度、これが私だという実感をもたないと、うまく生きていけない。だから、生まれてから、だんだん成長していく子供を見ていると、その時期に応じて「私」という感覚を身に付けていくのだ。「私」のふしぎを忘れたましいのことを忘れて生きている人に、その「ふしぎ」を分からせる点で児童文学は優れている。自分の人生を豊かで、意味あるものにするために、われわれはいろいろな「ふしぎ」についての物語を知っておくことが役だつのだ。
 確かに、客観的な指標は大切だ。テストなどによって自分の実力を知ることができる。もしもテストがなかったら私はしっかり勉強ができないと思う。なぜならテストがないと自分にはどれくらいの実力があるかを知ることができない。そのため目標ができないし、目標がないと努力する必要もない。私の場合テストの点が悪かったら次は○○点以上を目標に頑張ろう!などの目標ができると思う。だから客観的な指標は大切だ。(複数の意見一)(体験実例)
 しかし、同時に人間には他人との比較では測れないものがある。それは将来の夢や将来の目標。また自分にとって何が幸せか?などがある。現在の私にとっての幸せとは友達と遊ぶことだと思う。だがそれは他人にとってはどうでも良いこと、くだらない事かもしれない。(笑)だが私にとってはその事が幸せなのだ。また、将来の夢。私の将来の夢はまだはっきりとはきまっていない。けれど他人には絶対にこの職業に就く!という目標があってもおかしくない。このように他人と自分では感じ方や考え方が違う事もあるのだ。(複数の理由二)(ユーモア表現)
 このように人間には、他人と比べたら自分についてがよく分かると言う事もあるし、他人とは比べられない事も在る。その中に最も大切な事は「子供とは大人を小さくしたものではなく、それ独自の価値を持っている。」という名言があるように、自分らしさを大切に生きることだろう。また大事な事はこの二つの事を上手く調和して今を有意義に、たくましく生きていく事だと思う。(総合化の主題)(名言の引用)

   講評   kira

 まーたん、こんにちは。「自分という不思議」を見つけるお話は、ちょっと文学的で難解な文章でしたね。うまく読み取れました。児童文学は、自分探しにとても役に立つものなんだね。読書は大切だ。
 本を読むように、自分をほかのものと比べて確認することはとても有効で、分かりやすいね。だから勉強でもテストとして客観評価があります。運動でも能力を判定するには、他人と競い合うことになりますね。
 しかし、誰とも比べられないものもあります。読書をして、感動しても、その分かり方は他のひとの分かり方と比べられないのと似ています。どのくらい幸せかも、その人によります。唯一の確認しか出来ないことってありますね。
 そうして、いちばん大事なことは、自分を見失わずたくましくひたむきに生きることですね。中学生にぴったりのまとめになったね。

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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