低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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多面的に見ることで かうさ
今は、成績などだけで、人を判断するような人が多くなっているような気がする。何か他のことで頑張っていて学級活動や部活動などに力がはいらない時もある。先生の前で良い子ぶって、他のところでサボったりだらけたりしているような嫌な奴もたくさんいる。本当の人間のよさにきずいてもらえてないような人もいる。
私は、物事を一面的に見るのは良くないと思う。一面的に見ることで、とてももったいない損をしてしまったりしている事がある。
私は、なぞなぞのようなクイズが好きだ。言葉の中に隠されているもう一つの言葉を色々な見方をして、みつけだす。答えをみつけだすには、それまでの考えをきれいさっぱり捨てる必要がある。そこで解かると、とてもすっきりする。(つまらない単純な意地悪問題を出されるといらいらする)解けないで答えを見ても、新しい考え方を身に付けることが、出来る。例えば、「耳の聞こえない人は、電話がなっても、気がつけない。そこで電話がきたらライトが光って教えてくれる装置をつくった。しかし、それは、まったくやくにたたなかった。それはなぜ」こんな簡単な謎かけだと常識的に考えれば解けるのだが、篇に考え込むと出来ない。答えは、電話は耳が聞こえないと使わないからだ。このクイズを前に友だちに出したところ八割近く出来ていなかった。(優越感(笑)
次のれいは、ガリレオ・ガリレイは、それまでの常識だった、地球の周りを天体が回っているという天動説を、否定して地動説を打ち立て、何百年も覆されていなかった、アリストテレスの物体にかかる重力は、重いほど大きいという説を完全にくつがえしってしまった。それは、ガリレオが想像力豊かで、多面的に物を見れていたからである。このように一つの事をいろいろな面から見ることで、新しい発見をすることがある。
確かにいろいろな面から見すぎると集中力が欠けたり一つの事に手が回らなくなったりするが、先ほども言ったように、ひとつに入り込みすぎると、損をすることがある。だから、私は、物事を多面的に見たほうが良いと思う。
講評 miri
第1段落、導入部分がたいへんよいですね。「身近な状況説明」がばっちり書けています。是非の主題への効果的な導きとなっています。
2つの理由、先入観や既成概念にとらわれた感じ方、考えかたの盲点を、「多元的に見る」ことで補うことのよさが、非常にうまく表現できています。このクイズもおもしろいですね!
反対意見への理解か、最後の是非の主題の部分に名言が使えるとさらに説得力が増すでしょう。
たいへんよくがんばりました。
きずいて→きづいて (気が、つくなので、「づ」)
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