創造と発表の新しい学力
総合選抜入試にも対応。探究学習を超えた、新しい創造発表学習。
AI時代には、知識の学力よりも、思考力、創造力、発表力の学力が重要になる。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   「ふしぎ」といえば   おとめ

ふだんの生活の中で大切に考えているものは、例えば、学校の成績にしてもお年玉(お小遣い)の金額にしてもその多くは数量に換算できるものです。つまり、「私」という固有の存在に結びついたものではなく、ほかのだれでもいいだれかにたまたま振り分けられた成績であったりお小遣いの額であったりすると言ってもいいことだ。「自分の生涯そのものが世界のなかでほかにはない唯一の物語である」ということを自覚する機会は、生活のあわただしさに追われているとなかなか待つことはできないと思う。私は身長は151cmで体重は41kg。学校の成績はふつう(?)ぐらいだ。しかし、このようなことがいくらわかっても、「私」自身を説明したことにはならない。「私」はかけがいのないたった1つのかけがえのない存在だからである。私が双子で顔がそっくりだったとしても(私たちは全然にていないけど・・・)私と姉はちがう。
 第一の意見として確かに、客観的な指標は大切だ。そのことによって人間には目標ができるし、努力もできる。例えば私は1年生の2学期の保険・体育のテストで1学期よりかなり悪い点をっとたので2学期はがんばるぞー、という感じで勉強をしたらとても悪い点からぬけだせた。
 第2の意見として、しかし、同時に、人間には他人との比較では測れないものがある。私には夢がある。それは、ほかの人から見ればあまりに空想的で子供っぽいと思われるかもしれない。しかし、その夢があるからこそ自分が生きている意味があるきがする。世界で初めて飛行機を飛ばしたライト兄弟も「空をとんでみたい!」という「夢」がなかったら飛行機というものは生まれなかったかもしれない。エジソンだって今度はアレを作ってみようとかこんなのがあったらいいなとかがなかったら発明王になんかなれなかったと思う。
 第1の意見と第2の意見をまとめて、このように、人間には、他人との比較の中で評価される自分と、自分自身の物語の中でわかる自分とがある。大事なことは、その2つのバランスをとって現実の社会をたくましく生きていくことではないだろうか。

   講評   kamo


 要約の後、「書き出しの話題」と言える話を書いてくれたね。これは、おもしろい工夫だったね。特に第一の意見にはうまくつながっていました。
<構成>
 今回も、複数の意見がしっかり書けました。組み立てもうまくいったね。
<題材>
 テストをがんばったのだね。これは確かに、客観的な点数というものがあるから、具体的な目標も設定できるし、それに向かって計画も立てられるわけだよね。第一の意見をしっかり説明できていました。
 「夢」については、自分自身の夢を語れるとよかったね。
<表現>
 めずらしく、名言の引用は忘れちゃったかな?
<主題>
 「第1の意見と第2の意見をまとめて」は、要らなかったかな。でも、総合化自体は、上手に書けていたよ。よくできました。この調子でまたがんばって書いていこう!

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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