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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   多面的な見かたを意識して   なるなる

ふだん私たちは、コインを丸いものと見なしている。そしてそれが人間の視線の自然な角度から見た形のため「コインは丸い」と承認されている。しかし、水平方向から眺めれば、あきらかに、薄い長方形に見えるはずだ。こんにち、価値の多様化が問題になっている。自分の支店と自分の言葉づかいだけが正しいと信じている人自分とはことなる立場から見える景色を思いえがくことができない。つまりさまざまな視点に立つ・多面的に見ることが大切なのだ。
 第一の理由に多面的に見ると一面的に見るよりさまざまなことが分かるからである。学校で親友を作るときは多面的が最も必要となる。親友と友達は違うものである。この子はおとなしい、この子は元気というように一面的に考えてかいけない。お互いのさまざまな面を知って初めて親友といえるんだと思う。友達じゃなくて親友がいない人は多面的に見てないのではないだろうか。
 第二の理由に多面的に見ないと失敗することがあるからである。国語の問題でここにはこうかかれているから、というように他の意見も見ないで決めてしまうと不正解になってしまったりする。私も実際経験しているために国語に限らず勉強するときは多面的な見方をして考えるようにしている。
「雑草とは、まだ、その美点が発見されていない植物のことである」という名言があるように多面的に見ないと本当の価値が分からずじまいになってしまう。確かに一面的になものの見方をすれば行動力が増すことがあるらしいが、やはり前にも挙げた理由から一面的に見ず、多面的な見方を意識していくべきだ。

   講評   tama

 ものごとにはいろんな側面があり、一方向から見ているだけでは見えないこと、気がつかないことがあるものです。決め付けや先入観に縛られていては、ものごとの全体や本質が見えてきません。さまざまな視点に立ち、多面的に見ることは非常に大切なのだと、しっかり考えることができました。第一段落の終わりに「私は…がよい(…するべきだ)と思う」と【是非の主題】を述べておくと、理由へのつながりが自然にできそうです。
 
 「友達」ではなく「親友」になるには、その人を多面的に見て、理解していくことが必要なのだという意見には、ぐっときました。人間にもいろいろな側面がありますから、まったくその通りだと思います。さらに偏った見方は失敗につながるという理由にもうなずけます。テストのときなどは、特に注意が必要ですよね(笑)。

 確かに一面的な見方がよい場合もあります。目標に向かって突き進むには、余計な雑念はないほうがいいですね。しかしものごとの本質をじっくり見極めるには、やはり「多面的な見方を意識」するべきでしょう。よくできています。名言を使ってのまとめも、上手です。

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