対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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長所と短所 おとめ
人間には誰にも長所と短所がある。私の場合もたとえば長所は自分の好きなことや、やりたいことがあるとおそろしいぐらいにねっちゅうする。逆に短所は興味のないことだとまったくやらない(長所の逆・・・)ことや昨日までメチャクチャはまってたものにある日突然飽きることだ。(短所はもっと書ききれないぐらいあると思う。)
第一の意見としてたしかに長所を伸ばすことは大切だ。たとえば勉強のできる人がいままでよりももっと勉強をがんばったらますます成績があがっていまよりレベルの高い高校・大学にいける。私のばあいでも私は時々皿洗いの手伝いとかをするのだが母が別のことをしているときに皿洗いとかをやっておくととても喜ばれる。(でもはたしてこれは長所といえるのか・・・。)
第二の意見としてしかし、短所を直すことが大事という考えもある。長所はもともと自分の良いところだから、自分のだめな短所のところをなおしたほうがいいという意見だ。私は縄跳びの二重とびが苦手なので冬休みに暇があれば練習をした。その結果あって冬休みあけの体育の授業で二重とびが十回も連続でとべるようになった。(もともとは1回もとべなかった(泣))
最後に第一の意見と第二の意見を総合化して、たしかに長所をのばすことは大切だ。しかし、最も大切なのは、自分自身を向上させるという目的である。長所をのばすか短所を直すかのための方法である。「飽きるということは1つの能力のあらわれである」という名言があるように私の短所だと思っていた飽きっぽいことも1つの能力に思えてくる。
講評 kamo
初めての書き方だったけれど、いい形で、とても上手にしっかり書けました。がんばったね。
<構成>
今学期からは、複数の意見を書いていくのだったよね。どちらも同じぐらいのボリュームで、バランスよく書けました。とてもよかったです。
<題材>
お手伝いの話、縄跳びの話と、体験がしっかり書けました。やはり、自分の言葉で自分の体験を書くと、分かりやすく伝わるよね。説得力のあるいい実例でした。
<表現>
名言の引用、上手にできました。これはうまく使ったね。この『名言の引用』自体は、今年も変わりません。またこの調子でね!
<主題>
総合化の主題も、よくできました。ただし、「総合化して」とは書かなくていいよ。2つの意見を、結果として総合化した意見が書ければいいからね。
短所と長所は表裏一体というところがあるから、自分らしさを大切にしつつ、自己を向上させることが大事だね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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