低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日1129 今日828 合計7849
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   読書とは   もりゆ

読書とは、一人でできる楽しみであり、設備もいらず、気の向くままにいつでも、どこでもできる。「オーディオ・ヴィジュアル」の情報が、活字情報を駆逐する時代が来た、という人がいるが、「ヴィジュアル」な情報と言葉による情報とは、互いに他を補うので、一方が他方を駆逐するのではない。そして、読書の共通の楽しみは、知的好奇心のほとんど無制限な満足ということになる。本を読むと、日本語による表現の多様性、その美しさと魅力を知ることができる。
私は読書をすると、想像力を養うこともできると思う。例えば、一つの話を本と映画やドラマで見た時とでは、本を読んだ場合は話しの内容を想像しながら読む事ができるが、映画やドラマでは想像することができない。
読書をし続けることとは、人間にとってとても貴重なことだ。小さなころから読書をしていると読解力もつくし、新しい言葉も知ることができ、想像力も養うことができる。

   講評   hamura

 要約がとてもよいです。大切な部分を上手にまとめています。この調子で続けましょう。
 感想文も、短いながら、大切な要素をしっかりと入れています。この組み立てで、書くことに慣れれば、感想文も意見文も自由に仕上げられるようになります。
 自分の意見、例、まとめという展開がよいです。例として挙げた、本と映像での想像力の違い、というのはすばらしい着眼ですね。この考えを更に発展させると、内容の濃い感想文になるでしょう。なぜ違いがあるのかを考えながら、述べていくことです。その意見を述べるために、聞いた話、調べた話、などを取り入れます。それによって、字数も多く書くこともできます。「以前、ハリーポッターを読んでから映画を見た。その時は・・・」というように、実例を入れるのもよいでしょう。
 「人間にとって」というまとめ方もできました。「貴重」という言葉を見つけてこられたのはすばらしいです。まとめに使う、ずばり核心をついたキーワードは、語彙が多ければ多いほど見つけやすいです。これが見つけられたら、作文の締めは完成したも同然です。



毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)