国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   必要なもの、不必要なもの   ピプリー

 くずかごは、べつにすてきなものじゃないし、大したものでもない。でも、くずかごのないくらしはかんがえられないが、しかし、くずかごはやっぱりいつでもただのくずかごにしかすぎない。そのときになってはじめて日々のくらしの姿勢をつくるのは、何を手に入れるかではなくて、ほんとうは何を手に入れないかなのだということに、わたしたちは気づくのかもしれない。
「あぁ、いらないものばっかりだなぁ・・・。早く捨てよう!」
私が、学校にあるロッカーを整理していたら使わないものがいっぱい出てきた。
「せっかく作ったのに意味が無いのかぁ。じゃぁ、捨てるしかないな。」
と、言っていつも捨てている。だから、整理していると、まるで山のようにゴミが出てくるのだ。しかし、整理すると、ロッカーの中がスッキリして、とても気持ちがいいのだ。
 だから、私は、ロッカーの中をよく整理をする。でも、つくえの上の整理はうまくできない。えんぴつやペンが転がっているのだが、どうも整理する気がでない。昔は、よく、
「きたないなぁ。私はよごしていないのに、いつの間にかきたなくなっている〜!よし、そうじをしよう!」
と、よくそうじをしていた。しかし、数日経つと、またきたなくなっている。それが続いてめんどくさくなったのである。これからは、めんどくさがらないでちゃんとそうじをしたい。
 平日にとても役立っているものがある。それは、私がいつも使っているランドセルだ。
いつも、ランドセルに教科書など入れている。ランドセルが無かったら、教科書もなかなか持っていけない。あと、小学生のマークでもある。ランドセルは他にも、いろいろな役目を果たしている。 ランドセルは、いろいろな色、いろいろな役目を果たしている。でも、赤、黒のほうが役目はあると思う。赤、黒はとても目立つ色だ。だから、車に乗っている人も良くわかると思う。だからといって、水色やピンクは良くないということでなく、自分のすきな色を選んでもいい。いつも自分の好きな色と一緒に登下校できるのも、うれしいと思う。
 私はこの話を読んで気づいたことは、「これは、本当に大切か」と、考えることが大切なのだなぁ、と分かった。これから、ちゃんといろいろなことを真面目に考えていきたい。

   講評   yuta

◆要約は工夫してまとめられましたね。“……大したものでもない。くずかごのないくらしはかんがえられないが、しかし……”「でも」「しかし」と逆接が続いてしまったので、「でも」はカットしたほうがいいですね。“そのときになってはじめて日々の……”の「そのとき」はいつのことを指しているかな?
◆「あぁ、いらないものばっかりだなぁ・・・」そうですよね〜。どうしてこうもいらないものばかり増えるのでしょう^^:。『まるで山のようにゴミが出てくる』先生が整理すると、くずかごにも入りきらずにゴミ袋いっぱいのゴミが出てきます。普段から整理していると、いらないものがはっきりと見えて、よけいなものを増やさないですみそうなんですけれどね。
◆普段使っているランドセルは、役に立つ道具の代表のようなものですね。小学生なら誰でも持っている。だけど、役に立っていると意識できている人はほとんどいないでしょう。
◆『「これは、本当に大切か」と、考えることが大切なのだなぁ、と分かった』。本当に役に立つものを見分ける目をもちたいね。
       

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