国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   里山を歩いて   かいつ

里山を歩いている人は、何かの楽しみを求めて訪れているのだ。より、人々は、楽しさを達成しに、来ているのだ。しかし、里山の周りには、点々と看板が立てられている。「駐車禁止」や、『ゴミを捨てるな』や、『山野草の花をつかむな」などが里山の景観を目ざわりしている。これらは、ハイカーの一人一人の自己責任が足りなく、マナーの悪さを象徴しているのだ。よって、里山の美しさを維持をするのには、金銭的な補助ももちろんだが、ボランティア活動も必要になってくるのだ。それだけではなく、里山の動物を守るのに、人間側の注意と配慮も必要であるし、回廊を作ることによって、動物は、道路から安全になるのである。
『ボランティア活動」について読んで、私が3年生の頃を思い出しました。私はある日海に親と海に向かうと、2.30人のそこの住民が砂浜でゴミを拾ってました。それは、海岸を綺麗にする活動であったのだ。この背景を見て、住民の気持ちが心に届き、私も少しの間だけ助けました。
私は、アメリカから帰ってきて、日本の木の少なさに圧倒しました。私は、アメリカに居た時は、木に囲まれる事が普通と思っていたので、感謝なく過ごしていました。しかし、今、となっては木が風に揺れる音を恋しいのだ。こう、思うと、人間は目の前にある事が大事である事を知らずに、今、現在暮らしているのかもしれないのだ。

   講評   huzi

 アメリカに住んでいたころは、緑豊かな自然に恵まれていたのですね。日本に住むようになって緑の少なさに驚いたkaituさん。狭い土地にぎっしりとビルが立ち並んでいて、息が詰まるようでしょう? 私の住む町でも、10年前と比較すると、ずいぶん緑が失われました。動物たちが町のゴミをあさることも問題になっています(長文にある、動物と共存できる町という理想とは違ってしまっています)。
  【要約】、頑張りましたね。文章表現はこれで問題ないです。必要な言葉を選び、わかりやすく伝えられていますよ。
  【体験実例】には、テーマとなっていることと似た自分の体験を書きます。
 今回のポイントは、
・要約のボリュームより多く書くこと(2、3段落と分けてもいいです)
・文体は【常体(……だ、……であるの言い切りの形)】
主にこの2つです。多く書くためには、海の近くに住んでいたころのまわりの環境についてさらにくわしく書いてみましょう。また、木や海があるおかげで、動物にとっても暮らしやすいと感じたことはありましたか? さらに、アメリカには、日本の里山のような場所はありましたか?
  【一般化の結び】(人間にとって)を最後に置くことができましたね。失ってから価値がわかっても、遅いですね。とくに自然の環境を取りもどすのは難しいことです。

 文章表現について
 混乱しないためには、まずは、一文を短くしてみましょう。
・私はある日海に親と海に向かうと、2.30人のそこの住民が砂浜でゴミを拾ってました
 ↓
・私はある日海に両親と向かった。2、30人の住民が砂浜でゴミを拾っていた。

・この背景を見て、住民の気持ちが心に届き、私も少しの間だけ助けました。

・この背景を見て、住民の気持ちが心に届いた。私も少しの間だけ手伝った。

あとは、長文音読を繰り返して、日本語のリズムに慣れていきましょう。ちなみに、最後の3行を修正すると、
 ・私は、アメリカから帰ってきて、日本の木の少なさに圧倒された。アメリカに居た時は、木に囲まれる事が普通と思っていたので、感謝なく過ごしていた。しかし、今、となっては木が風に揺れる音が恋しい。こう思うと、人間は目の前にある事が大事である事を知らずに、今、現在暮らしているのかもしれない。

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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