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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   読書の楽しみは   子ヤギ

 碁を打つには相手が、野球を楽しむには十七人の賛同者が必要だ。しかし、読書は自分一人で気の向くままにいつでもどこでもできる。体力とはほとんど関係ないし、お金もかからない。もし、疲れている時なら疲れない本を読めばいい。高くて買えない本は公共図書館で借りればいい。安くて便利な楽しみである。読書そのものにも楽しみがある。それは人により、本によって違うが、対象を移して、好奇心の満足を広げてゆくことも一つの楽しみだろう。読書の楽しみは無限である。
 本は映画と違う良さがある。確かに、映画ははく力があっておもしろい。けれども逆もどりができないのだ。本の場合、大好きなシーン、見過ごしたシーンはページをめくって何度もみることができる。しかし、映画はそんな事はできない。ひとねむりしている間に映画はもう終わっていた、ということがあっても、もうだめ。帰らなければならない。何回見ても始めの一回しかお金をわたさなくていい本に比べ、映画は一回ごとにお金をわたさなければならない。いねむりしたら損という感じだ。
 本は読み始めたらとまらない。と言っても平日は学校があるのでとまるけれど・・・。よく、気が付いたらねる時間を過ぎていた、ということがある。そのせいで、次の日はち刻しそうになるけれども(笑)電車の中でも夢中になって本を読んでいたら、きもち悪くなった事もある。たぶん電車よいのせいだろう。時々、読みながらねてしまう事もあった。本はそれだけみ力のある物なのだ。
 人間にとって読書とは、安くて楽しい物であり、そして生きていくために大切な宝でもある。小さい頃に、宝の中のさまざまな情報を集める事で未来の自分も変わっていくのだ。

   講評   yuta

◆要約はうまくまとめてありますね、
◆“映画は逆もどりができない”とは、いいところに気がつきましたね。映画は迫力があって有意義な娯楽ですが、本と比べると、融通(ゆうずう)がききません。本を読みながら眠りにつくことは多いですが、映画で眠ってしまってはもったいない。気を張っていなくてはいけませんね。
◆子ヤギさんも、本を読み出すととまらないのですね。先生も夜寝るときに本を読むのですが、ついつい先が読みたくなってしまって深夜になってしまうことがしばしばあります。反対に、寝付けないときには、難しい本を読むと眠たくなります。睡眠薬代わりにf(^^;)
◆『人間にとって読書とは、安くて楽しいものであり、生きていくために大切なものである』。“小さい頃に、宝の中のさまざまな情報を集めることで未来の自分も変わっていくのだ”。6年生くらいになると、積み重ねてきた読書量による底力を感じるのではないでしょうか。手軽な娯楽だけに、日々積み重ねている人と全く読まない人では、大きな差になっていくのです。
     

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