国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   読書の楽しみ   かおや

 読書の楽しみは一人でできるということだ。読書そのものの楽しみは人により本により違うもので無限にある。しかし、もし共通の楽しみがあるとしたら、それは知的好奇心のほとんど無制限な満足である。
 皆さんにも同じ経験があると思うが好きな本を読んでいると思わず熱中してしまって眠るのが遅くなってしまうことがある。そして大抵そういうときは夢の中に本の内容が出てきたりする。まさに寝ても覚めても本の中である。本の世界にどっぷりとはまってしまうのも読書の楽しみだと思う。
 本を読むよりもその本を元にした映画を見たほうが何倍もいいとよく言われるがそうではないと思う。そもそも何ページにも渡る本の内容をたった2時間程度にまとめるというのに無理があるし映画を見ると読書の重要な楽しみが失われてしまう。それは本の中の世界を自分で想像して作り上げるということだ。本では一定の情報しか与えられないため主人公の顔や世界の風景は自分で想像するしかないが映画では決まった像が映像として与えられてしまうため想像する楽しみが失われてしまう。この点で映画には賛成できない。
 読書をすることでたくさんの知識を得ることもできるし自分のいる世界とは違う世界のことについて想像することもできる。
読書とは人間にとって自分の世界を広げるための手段である。

   講評   nane

 要約のところは、自分なりに加工して書いていっていいよ。その方が自然な文になるから。
 読書と映画の話は、いい意見。ここに、自分の具体的な体験実例を入れてみよう。最近では、ハリー・ポッターなどがいい例になるかもしれないね。ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」でも、映画化されたあと、本の作者のエンデが、これは自分の作品ではないと言ったそうだからね。映画というのは、エンターテインメントの要素を入れるので、ついドタバタ劇になりがちなのだろうね。
 結びの「読書とは……」は、こういう形でいいけど、時間があれば、更に考えを広げて字数を伸ばしていこう。



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