低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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くらしの姿勢 こんこん
ひとが人生で、そんなにも長く身近に付き合う家具は他にないといっていいかもしれないが、特に大切にされているというのでもない。私達は、くらしというのは、手に入れるもので作られるのだと考える。くらしにめりはりをつけるのは、何が必要かではなく、何が不必要なのかの発見なのだ。部屋に大きなくずかごをおくだけで、くらしの姿勢が変わってくる。
私は、くらしというのは、手に入れるものでつくられるとは、あまり考えないが、店の品物を見たら、後も考えないで、欲しいものがたくさん出てくるのは、事実である。が、欲しいものがたくさんあってもほとんど買わない。何故なら、何を買おうか買わまいか、迷ってしまうし、迷いながら、後を考えたりすると、なかなかピンと来ないからだ。それよりも大きな理由と言えば、お金が無い、ということかもしれない。
私の友達の、ほとんどの人は、任天堂DS、というゲーム機とカセットをもっている。もちろん私もだ。でも、私は他の人と違う所がある。それは、それ程カセットを持っていないことだ。大体のひとは、5つ以上カセットを持っている。それが、私は5つ以下の3つなのだ。私より後に本体を買った人も、5つ以上持っている。まるで、私が取り残されているような気分である。私は満足しているが、友達は、5つ以上でないと満足しないのかと、不思議に思う。本当のところ、私は家庭と地球にやさしい人なのだろうか、とも思ってしまった。私の考えでは、働いてもいない子どもが、お金を持ったり、ゲーム機を買ったりするという事は、ぜいたくな事ではないだろうか、と言う考えである。
私はこの話を読んで、身の回りを見ると、不必要なものに取り囲まれている事が分かった。
講評 inoro
こんにちは、こんこんさん。パソコンでの清書が届きましたね。(お母様、ありがとうございました。) この作品は5年生らしい、とても成長したこんこんさんの文章がよく表されたものだと思います。こんこんさんは感想文が上手ですね。これからも、ぜひ、熱心に取り組んでみてね。
もうゴールデンウィーク。新学期のつかれもあるでしょう。楽しくすごせますように!
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