低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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僕のいたずら おのそ
クッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュ・・・・・・・・・・・・・・。池袋のサンシャインシティに行った時の事だ。僕と弟は、父さんと一緒に、買い物を済ませた後に、父さんがトイレから帰ってくるのを、車の中で、待っていた。たいしてやる事がなかったので、車の中で少し暴れたあとに、車のハンドルをいじっていた。なぜハンドルなんかをいじったのかというと、たいした訳は無いのだが、エンジンをとめた車のハンドルというものは、相当の力を入れないと、動かないのに、エンジンをかけるとすぐにハンドルが回りやすくなるのか、かねがね疑問をいただいていたもので、父さんわ車にはいないし、エンジンはかけられていないという絶好の実験チャンスに
ハンドルが、簡単に動いたら僕の勝ち、動かなかったら僕の負け、というル−ルで、力比べをしていたのだが・・・・・・・・
結果は、僕の勝ちだった。と、そこまでは良かったのだが・・・
父さんが車に帰ってきて、さあ、家に帰ろうと、車にエンジンをかけると・・・・普通だったらすぐにエンジンがかかるはずなのに、クッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュ・・・・・・・・・・・・・・・という奇妙な音とともに、エンジンがぶちぎれてしまった
のである。これはおかしいと、またエンジンをかけなおしたが、かかるはずのエンジンは、また、クッヒュックッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュッヒュ・・・・・・・・・・・・・という音を連発するだけだったのである・・・・・・・。さて、ここで、疑いの目は、あたりまえの事ながら、僕たちに向けられた。さてどうしようかと、僕が考えていると、弟が、「お兄ちゃんが、さっきハンドルをいじっていたよ。」と、自供したのである。とっさに、「車狂ったー」と、下手な駄洒落を言って、フォローが、ときすでに遅し。父さんは、レッカー車を呼びにいってしまった。しかも、さらに運のわるい事には、レッカー車を呼んできた後になってから、エンジンが、やっとこさついたことである。父さんは今度は、レッカー車を「やっぱり、いらないです。」と、断りにいかなければいけなかった。ぼくは、「ほんの少しだけ」という心でやるのは、やめたほうがいいという事が、分かった。
講評 jun
書き出しの工夫をし、最後に分かったことを加えて清書することができました。
車のエンジンがかからなかったのは、ハンドルをいたずらしたせいだったのかな?
◆5.1週は「休み宿題」です。別の日に教室に来て書いてもいいですよ。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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