創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
悲しい出来事 たけぞう
「○○君が転校してしまいます。」
先生が、少し小さい声で言った。クラスが静まり返った。隣のクラスの声しか聞こえない。僕は、前から○○君に教えてもらっていたので、そんなにおどろかなかった。でも、胸が「キュン」と締め付けられるような感じだった。○○君は、そんなに遠くまでは、行かないけれども、同じ学校で5年間、いっしょにいたので、さみしかったのだろう。僕と○○君は、剣道仲間だった。試合の日に会うと、
「ヨッ!!がんばれよ!!」
と声をかけてくれた。時には、僕たちのチームを応援してくれた。その時には、とてもうれしかった。
○○君は、魚や動物のことに詳しくて、いつも教えてくれた。まるで博士のようだった。つりフィッシングというところで○○君は、よく釣りをしていた。趣味はつりといえるほどだった。そんな○○君と別れるのはつらいことだった。
僕は学級委員として、クラス全体のお別れ会を開いた。その時、○○君のことを重いdさした。そうだ!○○君とのお別れかいもっしょにやろう。と計画したのだ。お笑いも入れた。(笑)
お別れ会、当日、それぞれのグループで、発表をした。「劇」や「マジック」や「ダンス」などさまざまな発表が行われた。そして、㊙へ言った。
「次に、○○君とのお別れ会をやります。」
○○君は、いっしゅん驚いたが、笑った。一人ずつ、プレゼントとメッセージを送った。とても悲しかった。心の中で思い出がいろいろ浮かび上がった。
別れというのは、人間にとって、1つの思い出でもあり、つらいことでもある。
しかし、○○君のことは、今でも忘れてはいない。いや。いつまでも、いつまでも・・・。
講評 yuta
家の周りで、ツツジが競うように咲き始めました。桜が春の訪れを知らせてから、道端の草にも花が増えました。かわいいなぁ、と思ってながめながら歩いていくと、ツツジの木にたどりつきます。花たちが次々に、リレーのバトンを渡しながらやって来たようですね。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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