言葉の森の作文通信がなぜよいか
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昔の作文/作文の丘から

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   読書の楽しみ   マッチー

 読書の楽しみは一人でできる楽しみだ。道具や設備も要らず、どこかへ出かけるにも及ばず、気の向くままにいつでもどこでもできる。こんな便利な娯楽はめったにない。読書に共通の楽しみがあるとすれば、それは知的好奇心のほとんど無制限な満足ということになるかもしれない。日本語による表現の多様性やその美しさと魅力を知ることもまた読書の楽しみの一つだ。(要約)
 ぼくは今年の春休みに「バッテリー」という本を全巻読んだ。この春に映画化されたこともあって話題になっていた本だ。映画は結局見なかったがとてもワクワクハラハラしたいい内容だった。本を読むことはその話の内容を自分だけの映像に作り変えることだと思う。それはまるで自分がその中の空間に入り込んでしまったかのような不思議な体験だ。本が映画化された時、本を読んだ後、その映画を見ると何か物足りないような感じを受けることがある。自分の思い描いたイメージが、映画のイメージとずれていることによるものだろう。だからぼくはなるべく同じ時期に両方を読んだり、見たりしないようにしている。どうしても先に見た(読んだ)方の印象が強く残るからである。
 ぼくの好きな読書のジャンルは歴史ものと伝記だ。夜寝る前には大概なにか読んでいる。時々伝記を読んでいるとそのまま眠ってしまっていて、おかあさんに
「電気(伝記)ついたまま寝とったなあ」(ユーモア)
と言われることもしばしばである。逆におもしろくてなかなか眠れなく気がついたら深夜0時ということもあった。読書は本の中のいろいろな世界に連れて行ってくれていろんな物を見せてくれる。いろんな経験をさせてくれる。
 読書とは自分の知らないことや経験したことのないことを教えてくれる先生のようなものだ。ぼくは一生この先生についていくつもりだ。(一般化)

   講評   yama

 こんにちは。先生もいわゆる「本の虫」で読書が大好きなのですが、その読書の醍醐味についてよく表現できた感想文でしたね。読書好きの人ならば頷かされることの多い内容でした!

<要約>量もちょうどよくまとめることができましたね!文と文のつながりもスムーズでした。
<体験実例>最近話題になっていた「バッテリー」。映画はまだ見てないそうですが、本で読む時と映像を見る時との違和感についてうまく説明をしてくれていました。どちらが良いというわけでもないのですが、確かに続けて同じ内容を活字と映像で体験するとどうしてもイメージのずれがおこりますよね。同時期に見ないようにしているというその気持ちよく分かるなあ。
<たとえ>「まるで自分がその中の空間に入り込んでしまったかのよう」という表現は読書体験の魅力がよく表れていますね。自分なりのイメージの中を思い通りに飛び回ることができるのは読書ならではです。
<ユーモア表現>伝記の話から「電気(伝記)ついたまま寝とったなあ」とつなげるとは、相変わらずうまいですね!文章の流れを変えることもなく自然に入っています。
<一般化の主題>「読書とは自分の知らないことや経験したことのないことを教えてくれる先生のようなものだ」と結んでくれました。表現も工夫しながら自分の言いたいことをしっかりと主張できています。大人っぽいまとめでしたね!


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