低学年から学力の基礎を作る
幼長、小1、小2、小3の基礎学力をひとつの講座で学ぶ。
読書の習慣、国語算数の勉強、暗唱の学習、創造発表の練習をオンラインで。


昨日1990 今日106 合計45795
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   里山を歩いていると   みやひ

『里山を歩いていると』

 大変美しい景観の中、村のあちこちに立て
られた看板が目ざわりだ。それはゴミを山の
なかに捨ててったり、きれいな花を根こそぎ
とっていったりする人が沢山いるからだと思
う。美しく維持されている里山は、そこに住
む人たちの手間ひまによって支えられている。
 アメリカの公園には日本で見られない動物
が住んでいる。例えばリス。こっちでは見る
のは普通だけど日本では人々が騒ぐ。また、
庭では家鴨が行き来している。それは、こっ
ちの方が緑が多く空気が美味しいからだと思
う。ゴミでも、ゴミがフルーツだったら喜ん
で食べてあげるのに。
 見たことから、動物は緑の道が必要だと分
かった。人間は、森林破壊をやめ、紙は再利
用するように心掛けなければならない。また、
ゴミはなるべく出さないようにエコバッグを
持って買い物に行くなどという工夫が必要だ。

   講評   hutu

<要約> 長文の内容を短くまとめることができました。
<体験実例> リスに家鴨。確かに日本ではなかなかお目にかかれません。近くの公園にリスがいたら、ちょっとした名所になってしまうかも(笑)。でも、先生の家の前の道路は雉が歩きます。田舎ですが、日本昔話に出てくるようなところではないのですよ。同じ市内に住んでいる人にも驚かれるのですが、家の周囲に林が残っているからだと思います。やはり動物には緑の道が必要なのですね。
<一般化の主題> 森を維持するためには木を守ることが大切です。もちろん、ほったらかしにせず、人の手を入れることも求められます。木を育て、森を守るのは長く続く努力が必要ですが、個人でできる小さなことをみんながしていけば、大きな成果につながりそうですね。自分の考えをしっかりまとめ、文章にすることができました。
★ 「ゴミを山のなかに捨ててったり」 → 「山の中に捨てて行ったり」
★ 「見たことから、動物は緑の道が必要だと分かった。」 
感想文ですから、「長文を読んで、動物は緑の道が必要だと分かった。」とするほうがいいですね。


毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)