国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   ごみの減らし方   MIZU

世間で、今、ごみ問題が取り上げられている。日本で一年間に出されるごみの量は、東京ドーム1杯分らしい。僕は、ごみについてこう考える。ごみは、役に立たない物ではなく、今の社会の影を現しているものだからだ。例えば、産業廃棄物だ。一つの製品を作るためには、汚い廃液、害のあるかす、使い道のなくなる梱包財が大量に出る。そういったものは、そういったものは、製品が作られると、ごみになる。そうして出来た製品によって、人間は快適に暮らしている。
だから僕は、ごみを出さないように生きたいと思う。そうすることによって、汚い廃液などの量を少しでも減らすことが出来るからだ。その方法は二つある。
一つ目の方法としては、消費者がごみを出さないようにすることだ。
具体的には、スーパーマーケットなどで、レジ袋を使わずに、エコバックを自分で用意していくことだ。また豆腐も、昔のようになべを持っていき、それに入れてもらえばよい。買うほうは、その中身の商品がほしいのであって、外側の梱包財は要らない。このことは、おもちゃ屋などに言ってみればわかる。ガシャポンのケースをそばのゴミ箱へ、直接捨てているのだ。また、コーラなどを飲んだあと二の凍るペットボトルも、積極的にリサイクルに出すべきだと思う。昔は、サイダーをお菓子屋さんで売っていたが、そのビンを回収し、それにもう一度サイダーを詰めて売っていたらしい。
こういったことを消費者が望めば、製品の価格が、梱包財の分減り、さらに、環境にもやさしく生活できるはずだ。
二つ目の方法としては、生産者が、ごみを出さないようにすることだ。例えば、刺身を売っているトレーを回収し、また刺身を乗せて売る。さらに、輸送時に使う箱も再利用するようにする。スーパーなどで売られている洗剤もたるに詰めて(ビールみたいに)量り売りすべきだと思う。消費者に出来ないことを、生産者がやるべきだ。生産者は今、儲けることしか考えていない。それも今だけの儲けだ。だから地球を汚して人類が滅び、儲ける事が出来なくなるトいったことはまったく考えていないようだ。
だから、考えを改めて、地球に優しい製品を作ることを生産者にお願いしたい。
たしかにごみを出さなければならない時もある。医療の現場で、注射器をリサイクルしたら院内感染が起きて大変なことになる。しかし、それは例外だ。僕たちの生活の快適さのためにごみがたくさん出ている。「私たちの幸福が、ほかの人びとの不幸に支えられているのであってはならない。」という名言があるように、僕たちが快適に過ごすためにごみがたくさん出てはいけない。僕は、ごみを出さないように生きていきたい。

   講評   ita

こんにちは、MIZU君。楽しいゴールデンウィークを過ごしていますか? 第一段落がよくまとまったいい文章ですね。やはり高得点をはじき出したようです。これからもがんばろうね。
         

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 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

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