低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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話し合いの過程 snow boy
イスラエルでは、全員一致の裁決は採用しないと言われている。裁決を必要とする案件で全員が一致そるというような自体は不自然だ。イエスとノーの差は、はっきり分かれている物ではなく、それぞれいくらかの割合で分かれている。そう考えると、全員一致の裁決を採用しないという考えには意味がある。
イエスやノーを、はっきりさせられないことというのは、普段野生活にもたくさんある。例えば、洋服を買うときに「こっちにしようかなあ。それともあっちにしようかなあ」と迷うことがある。この場合は、「色の面では、Aが80%でBが20%だが、形の面では、Aが30%でBが70%で、色と形とどちらのウェイトが高いかというと、色が40%で形が60%で……」というだんだんと訳が分からなくなるほどの複雑な計算が頭の中で働くからです。まるでコンピューターのように僕には思える。
確かに、多数決で物事を決めることは、大切だ。グループワークをしていたり、たくさんの意見が出たりした時、多数決で決めるのが、一番早い。僕の学校なんかでは、多数決で半分にわかれた場合はじゃんけん、あるいは最初からじゃんけんで物事を決めたりしている。
しかし、全員一致になるまで話し合うことも大切だ。昔話の桃太郎でも、桃太郎と家来たちが全員一致で鬼征伐に向かったのだからこそ力を合わせて鬼を退治することができたのだ。多数決のほうが早くて簡単にすむのだが、全員一致になるまでの話し合いをすることによって、お互いの気持ちがわかっていきみんなで正しいと思う方にいけルノではないかとんボクァ思う。
確かに、多数決にも全員一致まで話し合うこともどちらにも良さがある。しかし、「議会の目的は、議論を殴り合いの代用品にすることである。」という名言があるように一番大切なのは、話し合いの過程であると僕は思う。
講評 kanera
【構成・題材・表現・主題】…
非常に興味深い内容に仕上がっています。とてもいいです。要約の書き出しの「言われている」なんかは,とても自然に読者を引き込む表現です。第二段落は,第三段落の意見のなかに取り込むといいよ。私なら,二文目にほりこんで前後をうまくつなげるな。項目表をみると第四段落(最後の段落)に<構成○具体的説明の結び>というのがあるね。最初と最後の段落で書く主題の文をうけつつ,「だから私はこれから〜していきたい」などと将来的展望をするとどこへ出しても高く評価される文章になるよ。
【字数・内容・表記】…
入力ミスが目立ちます。
「裁決を必要とする案件で全員が一致『そる』というような『自体』は不自然だ。」「普段『野』生活にもたくさんある。」「お互いの気持ちがわかっていきみんなで正しいと思う方に『いけルノ』では『ないかとん』『ボクァ』思う。」
↑加山雄三か!?ほぐのつぎは,ボクァ…
※どのようにすれば誤入力のまま提出せずにすむだろう?自分なりに工夫してみよう。パソコン入力だけにかぎらず,Snow Boy君のまわりにいる働く大人からヒントを学ぶことができると思うよ。
【かかった時間】…
40分。頑張ってます。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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