対話と個別指導のあるオンライン少人数クラスの作文教室
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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躾 かよま
子供にうまく愛情を与えるのは難しいことである。子供を可愛がるのは大切なことだが、それと同時に躾をしないと人間形成ができない。私は躾は大切なものだと思う。
躾がされていないとやってはいけないことがわからない人間ができてしまう。私の家のインコは人が何か食べ物を食べているとすぐにもらいに来る。まあ多少ならばあげてもいいのだが、クッキーなどを机の上においておくとばくばくと体に悪いほど食べてしまう。こういうのは躾の失敗例である(笑)。
また、躾がなされておらず、常識の無い人間が社会に出てくるのは問題だと思う。
子供を育てる上で、愛情を注ぐことも確かに大切だろう。しかし過剰に愛情を注がれ、躾けられることなしに育てられた規律のない人間は仲間の中でもそのうちに嫌われてしまうので結局は本人のためにならないだろう。
講評 hira
躾・・・というには大きすぎる感じがしますが、このキーワードで思い当たるのは、なんと言っても朝青龍関でしょう。彼は土俵で結果を出すことが横綱としてのマナーと思っていたようですが、日本の伝統芸の世界はそれだけでないということを理解しきれなかったのかな。いや伝統芸と言うことだけでなく、人間には、能力だけでなく人格の部分が大事。これは国は関係ありませんね。
■第一段落 要約 是非の主題
ポイントを押さえた要約から主題を導くことが出来た。
■第二段落 複数の理由一 体験実例
なるほど、インコとは目の付け所がいい。それにしてもかわいいね。犬や猫ならこのリアクションも分かるけど、インコもかなり人間化するのだなあ。「ばくばくと体に悪いほど」の表現が面白い。これも人間と一緒だね・・・ちょっと反省。
■第三段落 複数の理由二 データ実例・長文実例
確かに、集団で社会生活を送る上でも一人一人のしつけの有無は大きな問題になる。ぴったりくるデータが数字の草には見あたりませんね。1990年の調査ですが、自分の子どもを地域の人に厳しくしつけてほしいという割合が8割近いのに、実際にはよほどひどくなければ見逃すケースが7割だそうです。指摘するだけでなく社会の成長を願う躾がもっと求められても良さそうです。
■第四段落 反対意見への理解 是非の主題 名言の引用
躾とは人間がお互いに気持ちよく生活していくためのルールでもありますよね。対比軸もよく見つけて考えることが出来ました。名言も入れておいてね。
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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