言葉の森の作文通信がなぜよいか
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昔の作文/作文の丘から

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   親の愛情   ゆうたん

 人間が本質的な問題にどんな点から気付くのか、そういうものがどんな状況から出てくるのかというと、その人の素質によるものだ。小さな家庭生活や子供社会の体験から本能的なわがままの感情と、一方では経験的にどうすればいいかという、理性というものが小さい時から生まれてくる。子供が本能や感情で動く時に、早くから親がきちんと教育面で子供の時間というものを躾として教えるのだ。子供の人間形成の大事な点は人間的な愛情だ。親は、子供に本当の愛情とは何なのかということを自覚しなければならないのである。私は家庭での愛情のある躾は子供の成長にとって大事なものだと思う。
 そう思う第一の理由は、子供は親からの愛情の込められた躾によって善悪の判断を身に付けるからだ。私は小さい頃から、「何があっても絶対に手を出してはいけない」と親に言われてきた。喧嘩をした時も、手を出すとよく怒られた。私は小さい時は相手からやってきたのに、と不満だったが、今考えてみれば当たり前のことだ。もし、そこできちんと叱ってくれていなかったら、今でも喧嘩をした時に手を出して相手を怪我させてしまっていたかもしれない。学校でも、喧嘩をするとすぐに手を出してしまう人がいるが、その人に皆呆れていると思う。私の妹もまだ小さいが、よく喧嘩で手を出してしまう。手を出してしまった時は、兄弟喧嘩はいつも放って置く親もきちんと叱る。そのような厳しさも愛情表現だと、私は思う。
 第二の理由は、親からの愛情が足りない子供は、他人にも愛情を与えることができないからだ。私たちの暮らしを楽しく便利にした発明王、エジソンは母からとても愛情を注がれていた。途中で学校をやめてしまったエジソンは、自分の母から勉強を教わったそうだ。エジソンの母は、難しい本もどんどん読ませ、エジソンの持っている知恵をうまく育ててくれた。そして、母から教わった勉強の中で一番好きな科学だったのだ。エジソンは、母の愛情があって発明王になれたのだ。
 確かに、子供には生まれながらに持っている素質がある。しかし、「ロバが旅に出たところで、馬になって帰ってくるわけではない。」という名言もあるように、親の愛情があってこそ立派な人間になれるのだ。だから私は、家庭での愛情のある躾は大事だと思う。

   講評   onopi

 短めになりましたが、自分の体験実例を取り入れながら全体的によくまとめられている意見文です。親からの愛情のあるしつけの大切さを認める意見をあげた後、第二・第三段落とそう考える理由と裏付けとなる実例をあげてくれています。大人から子供に対する躾というものは、やらなければならない大きな仕事でとても難しいものでもあります。実際「叱る」という行為一つとっても、そこに愛情や配慮が欠けると何の意味も持たなくなってしまします。そればかりか一つ間違うと、子供は憎しみの感情とともに悪い方向に走ってしましかすから、そういった意味で親を含む大人の責任はとても大きいですし、悩みのタネにもなります。あなたの場合はご両親に言われたことをきちんと理解しているわけですから、お二人の愛情がしっかりと伝わっていくということでしょうね。第三段落の実例は偉人の話を引用して書いてくれています。親の愛情に勝るものはないとよくわかる例です。最後の段落は反対意見への理解を示した後,名言を引用して自分の意見を再度主張することができました。
     

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