言葉の森の作文通信がなぜよいか
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昔の作文/作文の丘から

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   愛情のある躾   まりりん

 人間が、本質的な問題に、どんな点から気付くのか、そういうものが、どんな状況から出てくるのかというと、その人の素質によるものだ。小さな家庭生活や、子供社会の体験から、本能的なわがままの感情と、一方では、経験的にどうすればいいかという、理性というものが、小さい時から生まれてくるのだ。家庭の躾のようなものからでも、その端緒が生まれてくる。子供が本能や感情で動く時に、早くから、親がきちんと、教育面で、子供の時間というものを躾として教えるのだ。子供の人間形成の大事な点は、人間的な愛情だ。親は、子供に本当の愛情とは何なのかということを自覚しなければならないのである。
私は子供の成長には家庭での愛情ある躾が大切だと思う。
 第一の理由は、子供は親からの愛情ある根気強い躾によって善悪を判断する力を身につけるからだ。私は小さい時「ご飯を残してはだめ。」、「うそつきは泥棒のはじまり。」などと親に注意されてきた。いつも注意されるのは好きじゃないからその時は親に対していらいらしたり八つ当たりなどをしていた。が、それも今になってみるといい思い出だと思う。小さい時から注意をうけていたから今の自分があると思う。
 第二の理由は、親からの愛情を受けなかった子供は、他人にも愛情を与えることができないからだ。東海銀行1997年の一カ月の小遣いの平均データによると幼稚園572円、小学生1109円、中学生2822円、高校生6687円となっている。お小遣いを決めるのも親の躾の中にはいるのではないだろうか。実際、その子はお小遣いが月5000円だそうだ。いくらたくさんのお金をもっていても愛情がたりなくていじめをしてしまっているのではないだろうか。
 確かに子供は生まれながらにもっている素質というものもある。しかし、「ロバが旅に出たところで馬になって帰ってくるわけではない」という名言もあるように、しっかり親の愛情のある躾をうけないと子供は立派な大人にはなれない。子供は小さい時からしっかりと愛情のある躾をうけてこそ立派な大人になれるのだと思う。

   講評   kira

 まりりんちゃん、こんにちは。子どもは素直で純粋でまっ白な存在です。わがままでもあるでしょう。それを社会的に順応できるように躾けていくのが親の愛情ですね。
 子どもはそれを栄養にしてすくすくと育ち、考える力も身に付けるようになります。日常の基本的なことやマナーは、親が手本となったり、根気強く言い続けてくれることなしには習慣づかないと思います。まりりんちゃんも、いらいらして八つ当たりしたけれど、今は感謝しているのね。
 また、そういった愛情が、その人が如何に愛にあふれた生き方ができるかに関わってきます。幼い頃の生育状況はたいへん重大で根本的な意味を持つのですね。ここは「愛情をうけとった子はまたそれを与えることができる」とプラスの書き方をしたほうがいいかもしれない。「親が離婚・共働き」というのは止むを得ない事情もあることですがら、一概にそこに愛情が欠乏しているとはいえないでしょう。親の無関心の問題は複雑な原因があるようです。
 たしかに生まれ持った素養はあります。教育の格差といった違いもあるでしょう。しかし、優しいだけでなく厳しさもあわせ持った家庭での教育がいちばん大切ですね。叱られても感謝ですね。


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