低学年から学力の基礎を作る
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
中学1・2・3年生
高校1・2・3年生
あいまいな言葉 かよま
言葉は2つの点であいまいなものである。一つは物の名前にはその根拠がないことで、もう一つは物は名前があって初めて認識されるものだということである。しかし、科学の世界では、言葉はあいまいであってはならない。だが、私はあいまいな言葉をうまく使うことが大切だと思う。
その理由はまず、はっきりしたことを言わなければあいまいにごまかせるからだ。
政治家の演説や答弁では何通りにも解釈できることが大切なのだそうだ。1通りにしか解釈できないようなはっきりとしたことをいってしまうと、後で失言や食い違いがわかったときに言い逃れができないからである。
確かに科学の世界など、厳密な言葉が必要とされる世界もあるだろう。しかし、日常生活や政治の世界では何通りにも解釈できるような言葉を使っておいて、のらりくらりと逃げ回るほうが賢いだろう。
講評 hira
新聞を読みながら閃いたのかな? タイムリーな話題を思い起こさせる論理展開になりました。シニカルな書きっぷりにかよま君ならではの味を感じます。独自の文体でどんどん行って下さい。
■第一段落 要約 是非の主題
お! 素直じゃないパターンにチャレンジですね(笑)。
■第二段落 複数の理由一 体験実例
これは鳩山さんが喜びそうな理由だなあ。冗談はさておき、子ども手当のように、ふたを開けてみたら予算のつじつまが合わない・・・今になって金額を明示したこと、年齢を明示したこと、条件を明示したこと、つっこみどころ満載で悔いているでしょうね。 はっきり決まっていないことは、「目指す」ぐらいの言葉回しが必要なときもありますね。
■第三段落 複数の理由二 データ実例・長文実例
もう一つの理由も考えておこう。
■第四段落 反対意見への理解 是非の主題 名言の引用
現代の政治にもの申す? 静かな中に皮肉めいた書き方が面白い。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
|
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)
| |