創造と発表の新しい学力
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)
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躾 シャミ
躾は大事だ。
しかし、愛がこもっていないと駄目だ。
愛がしっかりこもっていれば、自然と素直な人間に育っていく。
しかし、入れすぎたら、プリンのようにもろい人間になってしまう。
また、躾をしていても本当の愛を与えていない人がいる。
あたたかみのある躾をしている家庭ほど、しっかりとした人物が生まれるのだ。
僕はこの文章を読み、子供の成長には家庭での愛情のある躾が必要だと思う。
そう思う第一の理由は、子供は親からの根気強い躾によって善悪を判断する力が身につくからだ。
僕は小学一年ぐらいのころ、皿を割った。
しかし、その時はまだ、皿を割ったということが悪いということが少し把握できていなかった。
すると母が、
「お皿を割ることはやっちゃだめなことだよ。」
と僕に教えてくれた。
時は流れ、小学三年ぐらいの頃、今度はコップを割った。
その時に、やっちゃいけないことだと思い、とっさに謝りにいった。
「悪いって事が分かってくれて嬉しいよ。
また、今日から気を付けなさい。」
と言った。
このように優しく一度教えてくれれば善悪の判断はできるようになるのだ。
第二の理由に、親からの愛情を受けなかった子供は、他人にも愛情を与えることができないからだ。
自分の子供を叱れるかという調査で、「はい」が92パーセント、「いいえ」が6パーセントというデータが出ているが、極めて差が激しい。
叱るにしても、ただ悪いと叱るのではなく、愛情が感じられる叱り方をされた子供は、おそらく他人に対しても愛情を注ぐことできるだろう。
確かに、子供には生まれつきの性質があるだろうが、
「ロバが旅に出たところで、馬になって帰ってくるわけではない。」
という名言もあるように、親の愛情ある躾がなければ子供は立派な成長をすることはできない。
僕が大人になり子供を持ったら、適度に愛情を注ぎ込み、丁度いい躾をしていきたい。
講評 inoko
シャミくん、こんにちは。
次回は進級試験です。●課題の準備をしておきましょう。
毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘
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しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。
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