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作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

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   うり二つのイベント   さしみ

 昨日は節分だった。僕は節分が大好きだ。なぜなら、豆を撒いた後に、豆を食べられるからだ。年の数だけ食べるといい年になるといわれているが、僕は、そんなものお構いなく食べている。リビングや寝室に落ちている豆も食べる。だからと行って、トイレに巻いてある豆までは食べない。汚すぎる。前の話なのだが、家で節分の豆まきをしている時、細かいところに撒きすぎて、掃除が大変だったことがあった。それからはもう、細かいところには撒かないことにしている。
 僕は、おおみそかとせつぶんは、にているとおもう。なぜなら、豆まきと鐘をならすのは一緒の性質を持つからだ。実は、除夜の鐘というのは、鬼を追い払うためにつくのだ。豆を撒くのも、もちろん鬼を追い払うためである。これをことわざでいうと{うり二つ}だ。
 僕は、本当に、鬼はいるのだろうかと思う。なぜなら、来るのなら、玄関のドアをガチャガチャやって、怖い顔をして家に入ってくるのに、豆を撒いてる時は、ドアのガチャガチャという音もしないで、静かに、ただ豆のパラパラという床に飛び散る音しかしないのだ。しかし、よく考えてみれば、心の中に鬼はいるのだと思う。ちっぽけなことで怒ったり、お母さんに反抗したりしてしまう悪い鬼が僕の心の中に、いっぱいいるのかもしれない。その鬼をみんな消すために、豆を撒くのだ。
 僕は昨日、目指しというイワシの干したものを食べた。本当は玄関に、ひいらぎという葉と一緒に飾っておくのだが、豆まきをして、心の中の鬼にダメージを与え、さらにめざしを食べて倍のダメージを与えやっつけるのだ。めざしは、食べても飾っても、鬼に、大きなダメージを与えられるということなのだ。
 最後に、節分を通して、分かったことは、鬼は豆でやっつけられるが、撒いた後の豆をかづけるのが大変だということだ。めざしと豆を比べたら、僕は、圧倒的にめざしの方が好きだ。(食べると美味しいから)
 本当に節分は大好きだ。
 

   講評   nara

 鬼はドアをこじ開けてやってくるのではなくて、いつの間にかこっそりと心の中にすみつくのだね。だから、折を見て、心の中の鬼退治、気持ちの大掃除をしなければならないというわけだ。
 3月1週目は進級テスト。学年末ということで、字数1000字以上という課題になっているよ。題材探しをしっかりしておこうね。

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