国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく
国語読解力は、あらゆる学力の基礎。問題集読書の復読と、読解検定の自主解説で確実に力がつく。

昨日1900 今日516 合計38665
作文教室の丘から 小学生、中学生、高校生の作文 (編集)

小学1・2年生   小学3・4年生   小学5・6年生   中学1・2・3年生   高校1・2・3年生

   大会に向けて   ひよこ

 ぼくの吐く息は白かった。今ぼくはマラソン大会に向けて練習をしている。今の季節は冬なので、まるで冷蔵庫の中にいるようだ。体育の時間の練習はきついけど、休み時間の練習は、友達とゲームや笑える話などをしながら走るので、意外に楽しい。
 ぼくはどちらかと言うと、短距離の方が得意だった。短距離は百メートルほどの短い距離で、スピードを出すことができる。しかし長距離は、2キロメートルのように長い距離をずっと走るので、とてもつかれるのだ。
 ある日、ぼくは家族全員に、「マラソンについての、心に残った出来事はない?」と聞いてみた。しかし、全員が首を横にふった。そのとき、おじいちゃんが、「そういえば、怜のおじさんはハワイのホノルルマラソンで上位をとっていたよ。」と言った。その「ホノルルマラソン」というのは、けっこう有名な大会らしかった。そんな大会で上位をとったのだから、きっとマラソンのコツを知っているはずなので、今度会ったら聞いてみようと、ぼくは心の中で思った。
 マラソン大会はこま沢公園というところを1周する。こま沢公園の1周は約2キロもあるので、走り切れるかどうか不安だった。しかし、父さんといっしょに練習で一回走って、走り切ることができたので、とても安心した。
 ぼくがこの練習でわかったことは、最初に速くしすぎてもだめで、すべて一定の速さで走り続ける事が一番大切だということだった。最初に速くすると、後ろの方でつかれてしまい、かといって最初をおそくすると、後ろの方でぬかせなくなるからだ。今日もぼくは、マラソン大会に向けて、白い息を吐きながら練習をしている。

   講評   namito

 清書では、がんばって字数を増やす努力ができましたね。
 前よりもよくなりました。
 この調子で、3月もがんばりましょう!
   
     

毎月の学年別「森リン大賞」作品集森リンの丘 
 自動採点ソフト「森リン」で上位になった作文を掲載しています。
 しかし、子供たちの実力はそれぞれ個性的です。上手に書けている子の作文を見せて、自分の子供の作文と比較しないようにお願いします。

作文教室受講案内   無料体験学習   作文講師資格 
Online作文教室 言葉の森  「特定商取引に関する法律」に基づく表示」  「プライバシーポリシー」 
お電話によるお問合せは、0120-22-3987(平日9:00-19:30)